青色申告の会計ソフトの入力方法に合わせて、ウーバーイーツの賃金支払い形態をどう表現するかで、知恵熱がでた。
頭が悪い。
頭が悪くなってる。加齢だろう。
実のところ先日、早朝スーパーマーケットの品出しでも、頭の劣化を痛感することがあった。
朝、新しい商品が配達されてくる。
売り場には、売れ残りの商品がある。売れ残りというと、アレなので、従来の商品と言う。
売り場にある従来の商品を一旦よけて、新しく来た商品を奥に入れて、従来商品を前に陳列するのがスーパーマーケットの基本。
そこで考える。
従来品が28個あって、新しいのが12個きた。総数は40個。ここでの陳列の間口は6個分で奥行きは8個分あるからキャパは48個。前に詰めて陳列するには、48−40で、奥に8個分余したところで新しく来た商品から、並べ始めればピッタリになる…。
そんなことを毎朝やっているんだけど、単純に従来品の数を数えそこねたり、足し算、掛け算の計算間違いをしたり、ピッタリいかないこともおおい。
まあ、頭が悪い。
ただ、ここで俎上に上げたいのは、この段階の頭の悪さではない。
昨日、ふいに、7の段の掛け算がの後半が、ぼやっとカスミにかかったように、見えなくなった。
しちろく、しちろく、…。
よんじゅうに?
だよね? ろくしちしじゅうに。うん。
しちしちは、しじゅうく。
しちは、…しちは、ごじゅうろく?
ひどい。霧が濃い。
目も老眼。
こうやって、なにもかも分からなくなっていくのだろう。
年を食って、若いのとハンデなしで戦っている、将棋のベテランの先生たちには頭が下がる。
羽生さん中心のベテランたちが長らくトップグループで粘っていたんだけど、さすがに世代交代が進んで、若いのが強いというのが最近の将棋界の勢力図なんだけど、それでも、まだまだ指してみないと分からないところもある。
ほんとうに、すごいことだ。
劣化して回転が遅くなった頭で、何を頼りに戦っているのか。
あと、将棋を指しながら、公認会計士の試験に合格した船江六段のことがニュースにあがってたね。
船江六段はまだ33才と若いんだけど、会計ソフトのコマンド一個に四苦八苦の俺には、これにも不平を言いたい。
頭いいって、便利だな。卑怯だよ。
頭悪いって、不便だよ。
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