JUDY.jpg 劇団の動画など、ありますよ?
ボス村松ドラマスペシャル「じ・だん」パラパラアニメ
遍歴の騎士ヤマオカ卿の酒気帯びでやんすダイジェスト
けつあごのゴメスダイジェスト
P型柔道一門PV
ミハエルとアイルトンとチュウカドンPV


2017年12月31日

みなさん、よいお年を

今年も終わる。

なんか前より脚本を書けるようになったのが収穫。80分のを1本。あと、15分のを2本。45分1本書いた。

一年で、長編2本と短編4本ぐらい書けると、一人で作演やって劇団切り盛りしてる人の全盛期ぐらいのペースなのかな。

目指したいところだ。

役者としても舞台上で楽しい時間が増えた。止める回数も増えたけど。

悪い一年ではなかった。これからひょっとすると、俺の全盛期かもしれない。

もう一度、のどかさんを振り向かせられるよう、がんばるぞ。

あと、ちゃんとした会社で相当な稼ぎがあった立派なお嫁さんが、会社をやめた。

俺も普通にバイトはしていたのだけれど、やはり気持ちのどこかでお嫁さんによっかかってた。

そのことに一抹のやましさを感じていたが、これで、みんなと同じ場所にもどった。

さあ、沈没船を漕いで星に向かうのだ。俺一人が助かる気はないぜ。

よかったよかった。

みなさん、よいお年を。
posted by ボス村松 at 08:45| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月27日

かきあげ団「かきあげ団、海へ行く」観劇

一年ぐらい前から、ツイッターの俺のタイムラインにその名が現われるようになり、その自暴自棄みたいなつぶやきにシンパシーを感じていた、かきあげ団。

今回、「チケットがまるで売れていない。客席が放課後の教室で告白できるレベル」とのつぶやきを見て、これは男気を見せるところかと、俺は決して軽くはない腰を上げて、その芝居を観てきました。

さて、かきあげ団。団を称するのに反して、観たお芝居は、団長さん(芸名)と、団員くん(芸名)の男女二人芝居だった。

話の筋が特にあるわけではなく、会話の妙で楽しませるのはコント的。

舞台からはみ出ないで、舞台の中で収まりよくキレイにまとまっているのは芝居的。

団長さんがアホで、ほがらか。団員くんが、賢くてメンヘラ。

二人がお互いをくさしながら、時に、共感しながら、一時間しゃべった。

会場は新宿眼下画廊。

お芝居の設定はシンゴジラが出て眼下画廊は地下にあるから助かった、さあどうしようというもの。

団長さんはアホだから、なんでだか「海に行きたい。行こうよ」と団員くんを誘う。

団員くんは、いやですよと、至極まっとうな反応をする。

でも、最後には二人で鎌倉の海に行きました。

おしまい。

そんな感じ。

団長さんと団員くんの自在感がよかった。

あんなに堂々と、いっぱいの台詞を人前で回せたらさぞ楽しいだろうなと思った。

お客さんが多ければ、なおよかろう。

お客さんはなるほど、すくなかった。

団長さんと団員くん、男女二人ということで、二人はつきあっているのかな。つきあってないのかな。

付き合ってないほうがいいなと思った。

それで、団長さんが主導権を持って稽古とかしてるといいな。

団長さんなんだから。

逆に、団員くんが実は作演出で、団長さんと付き合っていて、稽古場をまわしていたら、ちょっとやらしいな。

団員くんは島崎和歌子のファンということで、うちのバブルといっしょだなと思った。

まあ、うちのバブルはヤリチンの恋多き男なので、団員くんほどの一途さはなく、バブルの恋の遍歴は、和歌子、眞鍋、モー娘。の二番目ぐらいに辞めた子、長澤、堀北、ガッキーさん(now)と数えれば枚挙にいとまがない。

和歌子LOVEに関しては、団員くんと並べると失礼かもしれない。


posted by ボス村松 at 17:56| Comment(0) | 観劇の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

チケット発売開始

ボス村松のラジオのチケットが発売開始された。

発売日を12月24日23時と設定して、ツイッター上にボスサンタが現れて、チケット発売を告知という演出を考えた。

戦果としては、2枚売れました。

大戦果です。

でも、ツイッター上の出来事は流れて消えていくもの。

この演出のためにイラストを描いたり、友人知人に手間をお願いしたり結構手間がかかっている。

ここに、記録として残しておきます。


どこからか、鈴の音がするぞ?



ボスサンタだー!



わー、ボス村松のラジオだー!!



有料かよ!


*よかったところ
最初の一枚の遠くの空にいるサンタが、小さいですが、なんとなくソレとわかる。
全体的に画力が上がってきています。
チケットが2枚売れました

*わるかったところ
クリスマスの23時に協力してくれたお友達を、ツイッターの前にはりつかせてしまいました
リツイート数が、前に上げたラーメンの画像にまけました
最後の手のひらの絵は、お代を求めて差し出されたものだけれど、意図が分かりづらかったかも。


このブログ右上に公演のタイムテーブルがあります。
ぜひ。
posted by ボス村松 at 19:12| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

台詞覚え

まだまだ先の3月上演予定のボス村松のラジオではあるけれど、セリフ覚えが悪いので毎日脚本に触れて体に染みろと念じてる。

覚え甲斐がある。好きな感じの台詞だ。

自分で書いた脚本だから当たり前に思えるかもしれないが、そうでもない。

自分が好きなものを、自分だからという理由で書くことができたら、文筆家志望の人間はみんな文豪になってしまう。

間違えました。

俺は文豪じゃありませんでした。さっき自分の台詞が好きだと言ったけれども。

自分が好きなものを書けるだけでは、まだ文豪には足りてない。

文豪への道は二つ。

もっともっと自分で大好きと思えるものを書くか、あるいは、もっと自分じゃない人にも好かれることを意識するか。

今回、演出をヤシロくんに渡したのは、後者の一助になってくれるかもしれない。

少なくとも、俺と屋代くんの視点が二つあることになろう。

   ***

最近、小劇場の芝居を立て続けに観ていて、歯噛みしながらホロリとさせられてる。

まったく、どいつもこいつも、だよ。

近親者を死なせての感動を狙ってくる。

人を殺せば感動すると、簡単に思いやがって。

まあ、こっちは感動してホロリとしてるんだから、それは正解なんだけど。

嫁を殺したサムゴーギャットモンティブのメンタルヘルスケアなんて、オシャレでステキで超好みだった。

それに文句を言うのはお門違いなんだけど、同作の観劇が、この連続近親者死亡観劇シリーズの最後のものだったらまた印象が変わったかもしれない。

サムゴーの芝居は、この連続近親者死亡観劇シリーズで最初に見た作品だった。

宣言します。

ボス村松のラジオは近親者を殺しての感動を狙っていません。

自慢です。

とはいえ、俺の前作、ボス村松のピクニックは、ピアノ教師の娘が医療ミスで死んでるな。

その前のボス村松の竜退治も、王様が自分の嫁を殺しちゃってる。

じ・だんは、・・死んでないんじゃないのか? ・・あ、死んでるわ。でも、じいさんの友達だから、近親者ではない。

その前のボス村松の兄弟船エピソード1・2・3だと、エピソード2で女王が夫の国王を殺してる。

自身で代表作と思っているキャベティーナ、・・これは誰も死んでない。

一番評判がよかったけつあごのゴメスではどうだ。これはガッツリです。ヒロインの兄の牛(ご飯を食べて寝転んだから牛になっちゃった)が、恋人のマタドールに殺されている。

すいません。俺もだいたい毎回殺してました。

あー、今回のボス村松のラジオも、ジョンレノンが死ぬか。

でも、これは歴史的事実だから、ちょっと違うよね。

こうやって振り返ってみると、王様、お姫様出てくる率が高い。

今回も明日の女王と、昨日の女王なる人物が登場する。

もの書きとして、俺は、ファンタジーによってるからかな。

それは許す。

   ***

ボス村松のラジオは24日23時にチケット発売開始。

その時間に、ツイッターの鋼鉄村松(@KotetsuMuramats)のタイムライン上にボス村松が現れるぞ。                               

Twitterで一緒にカウントダウンして君もボスサンタからプレゼントをもらおう!!


posted by ボス村松 at 19:00| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月22日

舞台美術の打ち合わせ

ボス村松のラジオの舞台美術の打ち合わせをした。

演出の屋代くんと大道具の廣岡くんと脚本の俺。

屋代くんは自分の作演出の芝居では、ギャラリーを主戦場とし、セットを組まない音響を使わない照明も変わらないを旨としている。

ところが、今回、俺の書いた本を演出するにあたって、

「ギャラリーの芝居ではない。舞台美術もほしい」

と言った。

そこで、俺は工作好きの廣岡くんを召喚、打ち合わせに臨んだ。

結論から言うと、屋代くんはやっぱり屋代くんだった。

パネルいらない。パイプ椅子でいい。机も折りたたみの奴で。

逆に欲しいものは、段ボールで作った星の吊りモノ。看板二種、籐のの椅子。

廣岡君の作りたい欲求に全く、応じず。

ブレない人である。

屋代くんの嘘が少なくみえて、一種、投げやりな佇まいには、共感するところが多々あり、打ち合わせをしていて旧知の人間のようだった。

実はまだ、彼と飲んだことはなく、しかし、彼は飲むのが好きな様子。

ぜひ一度飲みたいところだが、彼は昨日まで親しかった人と絶交できる人で、

俺は昨日まで親しかった人に、絶交される人だ。

その辺りは気をつけたい。


posted by ボス村松 at 10:14| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月18日

いつまでも新人やないで。

劇団鋼鉄村松・日本のラジオ合同公演と銘打った

「ボス村松のラジオ」のHPをアップした。


演出は日本のラジオの屋代秀樹で、鋼鉄村松では俺が作・出演。

ムラマツケツプリオも出演する。新宿さんとムラマティはスタッフとして参加。

役者本業の、バブル(演出本業)、サラ松、松井さん、グレート、ニュー、は出演しないけれども、

劇団本公演の位置づけだし、何か役職を名乗って媒体には名前を載せておこう。

友情パワーを見せておこうということになった。

役職は自由に自分でつけて名乗っていいルール。

バブルは係長。松井さんは荷物持ち。サラ松はGMを名乗った。

最後まで、役職を提出しなかったグレートニュームラマツとニュームラマツ。

残った二人のうち、まず、グレートニュームラマツが、新人、と出してきた。

新人?

それって、役職なの?

役職とは違うし、違っているからと言って、特にボケた様子もない。

端的に言って、面白みがない。

劇団のライン上に上げられた、その文字に俺が戸惑っているところ、

ニュームラマツが、新人AD、とかぶせてきた。

また新人?

え? 新人が、・・面白かったのか?

俺にはやっぱり、松井さんの荷物持ち辺りが、気が利いててカワイイなと思うのだが、

新人、が20代の感性では良いボケなのか。

ボケというのは、まっとうなところからのズレが基本。

そのズレが面白いかどうかは、時代とともに変遷するされる。

確かに、役職に、新人、というのはものすごい跳躍だ。

俺がついていけてないのか?

それともグレートとニューに、ボケ心がないのか?

グレートに本当にボケ心がないのは、ボケとして面白いというのは、ここ最近いっしょに芝居とバイトをしていて、

感じているところではある。

でも、ニューもか。

二人とも、そんなか。

こまったなあ。

いや、彼らが時代で、俺がついていけてない可能性もあるんだった。

志村けんが、ザマンザイの採点でウーマンラッシュアワーの漫才を、俺らの年代には早すぎるんだなーごめんね、と言っていたアレか?俺にもウーマンラッシュアワーは早すぎる。

俺がついていけてないのも、困ったもんだ。

どっちにして困った事態だ。

ただ、二人にこれだけは言っておくが、

いつまでもおまえら、新人やないで。

先日の劇団会議で、久々の女性劇団員が誕生した。

メスムラマツ157と俺がムラマツ名を与えた。

157というのは彼女の身長なのだが、偶然にも、妙にお腹が痛くなりそうな意味を持ってしまった。

まったくもって、悪くないダブルミーニングだと思う。

いいじゃない。縁を感じるよ。

メスムラマツ157は若く、美しい女性で、制作を担当するという話だが、

彼女が関西にいた頃は自分が中心となって会話劇などを演出していたという。

いずれ、劇団内でも違う動きがでてくるかもしれない。

彼女の加入で劇団内のやる気ゲージが少し上がったのは、致し方ない。

バブルが珍しく、書けない書けないのツイートではない、

書ける、どうした俺?

みたいなツイートをしている。

よいことだ。がんばれ鋼鉄村松。
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posted by ボス村松 at 18:30| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

サムゴーギャットモンティブ「メンタルヘルスケア」観劇

おもしろかった。



以下、お話。もう公演も今日の夜の回を残すだけだから、書いてもいいよね。



「これ、僕のメンタル」って言って、手のひらの中にパソコンのマウスみたいな形状の光る物体を持つおじさんが主人公。

「よわってるんだ」とおじさん。

メンタルを小動物のように扱う。

そんなおじさんに、お医者さんや同僚や道すがらの人たちは、心配したりツッコんだり。

おじさんは、そんな弱っているメンタルを森に返すべく、森の奥深くに入っていくと、心配した奥さんが探しにくる。

奥さん美人。

一緒に帰ろうとするところに、突然、インディージョーンズが現れて、わやわやしているうちに、インディージョーンズのお宝とメンタルが混ざって、どれがメンタルかわからなくなる。

インディージョーンズはおじさんの大好きな映画。

インディージョーンズの世界(深い森)でおじさんは、インディーと冒険する・・というわけでもなく、おじさんはただただ戸惑う。

インディージョーンズの冒険は結構おじさんとは関係なく、そっちはそっちで進んでいって、おもしろおかしいテイスト。洋画吹き替え調。

だんだんと、インディージョーンズの世界(深い森)が実は、おじさんの心の中なのではないか?っぽい演出が入りつする。

奥さんはインディージョーンズとお芝居の最後の方で冒険する。

おじさんはそのとき、本筋とは関係ない感じで、変なことになってる(おおむね芝居中おじさんは変なんだが)

奥さんはインディージョーンズと遺跡の探検中、

「わたし、ここ来たことがある」と言い出す。「(おじさんと)最初にデートした映画館」

二人の初デートの時の回想とも、今、森の中で実際に起きている出来事とも、見てるこっちにはどっちでも思えるような、いい感じの雰囲気の中、二人はインディージョーンズ4を見る。

おじさんは、がっかりする。

インディージョーンズは1,2,3と傑作だったのだが、4は駄作だったのだ。

おじさんの人生とインディージョーンズ4がかぶる。

そんなおじさんに、おくさんは、「私、けっこうおもしろかったですよ。この映画好きです」という。

「私は、1も2も3も見たことがなくて、これが初めてのインディージョーンズだし」という。

この時点で、奥さんは実は半年前に亡くなっていて、それがきっかけでおじさんのメンタルが弱っているということを、

観客は知っている。相当グッとくる。奥さんは美人で演技も上手い。

インディージョーンズの冒険は、インディージョーンズの方で勝手にすすんでいて、ラストの盛り上がり部に至る。

裏切り、仲間の死、崩落していく遺跡。

おじさんは、崩落していく遺跡の中で、「この森で二人で暮らせないかな」と奥さんに言う。

おくさんは、「あなただけでも森を出ていかなきゃ」という。

インディージョーンズとおじさんは、トロッコで森を脱出。



お察しの通り、ファンタジー色が強くて、説明はぶいてそんなもん、と投げっぱなしのところが、(こういうとおこがましいが)俺の書く脚本に似てる。

ちなみに、俺の3月に上演する作は、「今日と言う一日を、昨日から明日へと運ぶトラックの一夜と、そのカーステレオから流れる深夜ラジオの話」

うん。似てる。

似ててイマイチの芝居を見ると、お客さんはこんな風に、俺の芝居をみてるのかなあ、と死にたくなる。

似ていてステキな芝居を見ると、憧れて、こんなの俺にはできないや、とへこむ。

実に損な性分の俺ではあるのだけれども、憧れによる、星に向かって歩き出す効果もあるので、トータルでは元気をもらった。

サムゴーギャットモンティブ「メンタルヘルスケア」は、オシャレでデートにも使える作品でした。

小劇場では、こんな芝居を見たい、という芝居を見た。演劇IQが高い。

ミセスフィクションズの、ヤッキーゴーホームと伯爵のおるすばんのDVDを見た時と同じ気持ちだ。

あと、ミセスフィクションズのお父さんは健忘症。


この芝居は、えんちえさんが出演ということで、誘われて見に行ったのだが、えんちえさんは、一番話にからまないぐらいの役柄だった。

でも、超絶上手かった。前回の鋼鉄村松のお芝居で、彼女と共演してこいつ上手いなーと思ってたけど、こんな上手かったのか。役者ぢからで、違いを見せつけていた。台詞回しはもすごけりゃ、この場面のこのガヤの時の表情がソレ??という驚きの瞬間もあった。ゆるみがない。彼女と共演して、よく俺、今、生きてるな。

サムゴーギャットモンティブ、何語でどんな意味があるのかも分からないけど、劇団名でもう、やりそうな匂いはしてましたよ。







posted by ボス村松 at 18:20| Comment(0) | 観劇の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

チャンピオンロード

羽生が竜王に! ヘビがドラゴンに!

   ***

竜王戦第五局、羽生棋聖が渡辺竜王に勝ち、竜王位を奪取した。

これで竜王位通算七期獲得となり、永世竜王の称号を得た。

これにて羽生さんは永世規定のある七棋戦全てに永世称号を持つことになった。

訳が分からない。

前人未到の永世七冠という奴である。

これまでの永世六冠だって、羽生さんだけだった。

永世五冠には、大山名人と中原名人がいた。

羽生さんを将棋史上最強を謳う声は多い。

しかし、肝心かなめの名人の獲得/防衛回数が前の二人よりもぐんと少ない。

もちろん、棋戦全体での勝ちっぷりでは前の二人を圧倒しているのだが、

そこが羽生さんの小さな瑕疵になっていた。

今回のこの永世七冠達成は、そんな口さがない俺の声を黙らせる意味があるのだった。



羽生さんつえー。

羽生さん最強。



ほとんどすべての将棋ファンは、この二つを永遠に言い続けていたい願望を持つ。

俺が通う戸辺教室の教室仲間で、将棋教室を開いていた老婦人がいる。

彼女が教えた生徒には、今をときめく有望若手棋士がいるのだけれど、その老婦人にしてもタイトル戦では羽生さんを応援してしまうという。

戸辺七段は、グーグルマップで羽生さんの家の周りをぐるぐるストリートビューして、なんと羽生さんが映っている一枚を発見したそうだ。

ストーカーやん。

   ***

とはいえ、羽生さんも47歳。さすがに終盤での競り負け、自爆、はたまた立ち合いから一気に寄り切られて敗れる将棋が散見されるようになってきた。

それそろ最強を求めるのも酷だよ。いままでありがとう羽生さん。

そんな気持ちが一方で俺にはある。

そんな俺の気持ちを汲んでか、

伝え聞く羽生さん語録から思うに、羽生さんもこの下り坂を、楽しんでいるのではないか?

俺はそう推察しているのである。

羽生さんは25歳で七冠達成したあと、40歳になるまでの15年間においては、ほぼ一貫して、「勝ち負けに意味は見いだせない」というようなことを言っていた。

将棋を知りたい。良い棋譜を残したい。そう言っていた。

それが40歳を過ぎたあたりから、勝ち負けに関する言及が増えたように思う。

自身の加齢による衰えをセットにして。

年をとること、そんな当たり前のことに挑み、盤の対面に座るイキのいい若手に勝つ。

このドンキホーテ的な無謀の試みに羽生さんは自嘲はするのだけれど、そこには楽し気な色が混じる。

勝ち負けに意味はないと言っていた羽生さんが、勝ちたい、と言うようになった。

意味を見出せるようになったのだと思う。

印象的な言葉があって、

「結局、勝ちたい思いが強い人が強いのかなと最近思っています」

ここで言う強さには、一局の将棋の勝ち負けよりは、むしろ、勝負の世界に生き続けて美しくある姿のことが強く含まれている。

だって将棋の強さはどうしたって、読みの速さと深さと正確さだもの。

そして今回の竜王戦のインタビューでは、そんなどうしようもないリアル寄りの言葉が出てきた。

「盤上は日進月歩のテクノロジーの世界で、過去の実績(=STORY)は関係ない」

そらそうですよ。

勝ちたい思いが強い人が強い、というのはリアルな言葉ではない。

一方で過去の実績は関係ない、というのはリアルな言葉だ。

とりわけSTOTYの主役を30年張り続けた、羽生さんにとって、もっとも痛い言葉なはずだ。

しかし、羽生さんの中で両者に矛盾はない。

どちらを言った時の気持ちも本当なんだろう。

羽生さんは今と、昔、どっちが将棋を指していて、たのしいのかな。

今の方が少し楽しそうに見えるのは、将棋の勝ち負けを、自分の中のいい塩梅の場所に置くことできたからなのではないか。

防衛戦がまた、挑戦になった。

俺ごときが言うのもなんだけれども、それは、成熟した。強くなった、ということではないだろうか。

羽生さんの永世竜王獲得のインタビューで、インタビュアーは羽生さんのことを、老いてギリギリの防衛戦を続けている(今回の竜王は挑戦奪取なのだが、30年の物語的には延々と続くチャンピオンの防衛戦)チャンピオンとして、つらさや、意義や、困難を羽生さんに問うていたのだが、それを聞きながら、俺は

「今、案外楽しそうに見えるんですが、どうなんですかチャンピオン?」

と聞きたかった。

もう、おまえら、俺にインタビューさせろ。

posted by ボス村松 at 16:31| Comment(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

役者集まった。

ボス村松のラジオの役者が集まった。

全部ヤシロくんが声をかけた。

すんなり集まった印象。

ヤシロくん、すげー。

台詞覚えにも熱が入ります。

posted by ボス村松 at 20:01| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする