JUDY.jpg 劇団の動画など、ありますよ?
ボス村松ドラマスペシャル「じ・だん」パラパラアニメ
遍歴の騎士ヤマオカ卿の酒気帯びでやんすダイジェスト
けつあごのゴメスダイジェスト
P型柔道一門PV
ミハエルとアイルトンとチュウカドンPV


2018年04月21日

すーさん

ひきつづき、レティクル座「御釜怪奇譚」の稽古中です。

稽古場は全て世田谷区内にあって、そこは俺がこれまで縁のなかった場所。

下北沢に芝居を見に行くぐらい。行くだけでその地で舞台には立ったこともない。

世田谷の駅を降りるとそこは見知らぬ街。

だいたい駅前には飲み屋が並んでる。ウキウキする。

もし万一、俺が演劇で巨匠になってノーベル演劇賞を取って副賞の一億円をもらったら毎日練習の後に居酒屋に入って稽古場がある街の居酒屋を全部制覇したい。

昨日稽古があった祖師ヶ谷大蔵のウルトラマン商店街はなかなか印象的で、チェーン店よりも個人店が目立つ。

お肉屋さんが店頭で焼き鳥と共に、もつ煮を売っていて、これから練習に行くと言うのに買ってしまった。

4〜5人前580円というもの。

家に帰って、剣菱で飲ろう。

そんなお楽しみをカバンに隠して、稽古場につく。

まだ前の場面の練習が押しているようだ。改めて公演のラインを開くと、脚本の改定が上がっている。

俺の出番には影響がなかったが、俺が好きだったあるシーンがカットされていた。

演出の阿部君は現在、話の本筋をいかにクッキリ見せるかに腐心している模様。

出演の役者はどうしても個々の演技、シーンのノリに腐心する近視眼的視界を持つので、本筋よりも各論が好き。

阿部君のカットに異を唱える気持ちは起きたが、こういうのはだいたい演出が正しい。

役者は自分の出番に粛々と従事すべきなのだ。

そのカットされたシーンの中に、俺が不思議と泣けると感じる蕎麦屋のシーンが含まれていた。

この芝居はゾンビ芝居で、いろんなゾンビが登場する。

その中に突然蕎麦屋に現われたソバゾンビがいて、ソバを打つのが上手。

と・・、書いていて、もう、頭おかしい。ソバゾンビて・・

作演出の阿部君の見る夢は、本当に鈍器のようなごたる。

そんな彼に俺は勝手にシンパシーを感じてるのだった。小劇場演劇こそが、もっとも自由を与えられている表現形態であると。何でもアリなのは今、小劇場演劇にしかないと。

とはいえ桜美林(阿部君)と筑波大学(俺)と偏差が倍ぐらい違う分、ノーベル演劇賞はしらんが、俺の方が文学賞に近いんじゃないかな。脚本のてにをはに関して、俺の方が合ってる。阿部君のは相当おかしい。

ソバゾンビを演じるのが、鋼鉄の泡で共演した、すーさんこと鈴木くん。

鈴木君は俺のお嫁さんが、出てきた瞬間にうまい人キター!とホクっとなった実力者。

共演した時はセリフ回しの安定感に彼の実力を見たのだけれど、今回はウーウーしか言わないゾンビとしての哀愁に俺は感銘を受けた。

台詞回しとウーウー、どっちがスゲーか、役者としてそこに到達できるレア度が高いかというと、ウーウー言ってるすーさんの方に俺は軍配を上げる。

そのシーンが短くなった。

果実を大きくするために、果実の個数を間引くことは農家もやることだ。

演劇においても、その理屈は成立すると思われる。

しかしながら、あのシーンが削られるなら、俺の削られてないあのダジャレもそのレベルに達しなければならない。

難しいミッションではあるが、楽しみながら、ただひたすらに舞台上の自由を求めてに取り組みたい。

阿部君にとって俺は、すごい先輩なので、遠慮があるんだな。

怒られるまで甘えて、つけ込むんでいきたいと思う。


posted by ボス村松 at 10:08| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする