プリズンブレイクイメージ.jpg 新作情報
 「ボス村松のプリズンブレイク」
 2020.7.24(fri)-25(sat)
 @新宿シアター・ミラクル
 2500yen
  

2020年07月04日

一歩

昨日は芝居の練習があった。

よい練習だった。

何がよかったって、一番の懸案の俺の台詞覚え問題に、なかなかの対策が講じられたからだ。

台詞が思い出せない時に、「あー」とか「えー」とか、言っちゃう。

往年の田村正和が、やっていたアレだ。

あのスタイルだ。

「あー」って言ってる間に、台詞を思い出す。

実際出てこない覚えにくい台詞は、難しい文節だったり、文節自体は平易なんだけど、つながりがトリッキーだったりするところ。

「あー」って入れた方が、自然だったりもするのだった。

演劇を30年やってて、やっと気づいた。

もちろん、それをやっちゃダメな脚本もあるし、嫌う演出家もいるだろう。

ただ俺の書く最近の脚本は、やって大丈夫の質。

これは、実際台詞が出てこない時のみならず、台詞が出てこなかったらどうしようという不安の軽減につながる。

戦える。

俺はまだ5年は戦えるぞ!



昔は演出するのが一番のやりたいことで、そのために脚本を書いていた。

その場の王様をやりたかったんだな。

役者は王様の兵隊なんだけど、戦場から逃げたくないので兵隊もやる。

そういう演劇への対し方だった。



最近は、もうすこし内向きで、王様をやれる自信を持ちたいな、と。

脚本のクオリティや書く速さは自信になるし、いい演技ができればそれも自信になる。

大学の先輩だからという理由で王様になった人が、自分の裸に気づいたというところですか。

いい役者になることは、王様へ向かう始めの一歩。

台詞覚えは、いい役者へ向かう、これまた初めの一歩。

ボス村松48才。

一歩、前に進んだかもしれません。
posted by ボス村松 at 14:08| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする