第5話「タチャーナ」を公開中!
「ボス村松の外科室」
作画/出演 ボス村松
泉鏡花の短編小説「外科室」がモチーフ。
後日譚と前世の因縁を付け加えた長編戯曲を、
アニメ動画にしています。
全20話予定。
随時更新していきます。

2021年12月23日

やる気スイッチ

友人に動画と、2分間の一人芝居を褒められた。
うれしかった。
やる気スイッチ入った。

今日は、今から芝居を見に行く。
一人芝居のオムニバスで、カフェでの上演のようだ。
お客さんをたくさん入れてのものではない。

一人芝居は大変で、それでお客さんが少ないとなれば、労力に比べて割に合わないとしたものだが、そういうんじゃないのだろう。
そういうんじゃないという心持ちは、よくわかる。
ただ、たくさんの人に見て欲しい気持ちとは、相反しないので、諦めてると思われるのは心外だ。

少し諦めてるぐらいは、許してほしい。

posted by ボス村松 at 16:52| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月21日

ラストアルバム

シンバルズの最後のアルバム、いいじゃないか。
タイムリーで聞いた当時は、なんか、違うと思ったのだが、音楽を追及している彼らの音楽が深化していたのだろう。
俺はその深化をくみ取れなかった。
ようやく今になって味わうことができるようになるとは。
ユーチューブミュージックに感謝だね。

デビューアルバムがベストアルバムなのは、よくあること。
それまで貯めていたマグマが噴き出る場所がデビューアルバムなので、これは納得だ。
ラストアルバムはというと、深く深く掘って行った果ての結晶である場合もあるだろう。
また、違うモノ違うモノと探した迷路の果ての困惑である場合もあるだろう。

そのアルバムで解散しちゃうんだから、後者の方が多いのかな。
シンバルズはこんないいアルバムを作ったんだから、解散しなくても良かったんじゃないのか。
でも、この理論だと、ラストアルバムは全部駄作になっちゃうしな。
やっぱり有終の美というのは、カッコいい。
シンバルズはカッコいい。

俺はデビュー前なんだよね?
あれ、ラスト近辺だっけ。

posted by ボス村松 at 18:37| Comment(0) | 文化祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

500万

今日は、バイトとお酒を飲む以外のことに時間を割けた。
充実感。
いい気分で寝られそうだ。
明日もあさっても、そういきたいもの。

あと、カラオケバイト中にふと思った。
カラオケのデンモクを拭きながらだったかな。
ふと思った。
500万ぐらい貯めて、有能な制作さんにそのお金と脚本を渡せば、「ボス村松の何たら」をいい劇場でババーンと、上演できるのではないか。
俺は上演にノータッチ。制作さんのプロデュース公演の体をとる。
それで実力派演出家、人気役者、有能スタッフを集めてもらって。
そしたら、お客さんもそこそこ入るんじゃないのか。
甘いか?
ウーバーに昼夜乗って、節制した生活をすれば、500万ぐらい3年で貯まるんじゃないのか。
あと体も締まるのではないのか。
新型コロナが完全に、風邪になるのも、3年後くらいの時期なんじゃないのか。
待ってましたと、人は劇場に足を運びたくなってるんじゃないのか。

posted by ボス村松 at 00:44| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月19日

残酷な神様

お嫁さん所蔵のマンガ、テルプシコーラをまとめ読みした。
すでに1回読んでいるので、2回目だ。
おもしろいんだけど…。

このマンガはバレエマンガ。
バレエ教室を経営するお母さんを持つ姉妹の、妹が主人公。
姉は才能ある努力家で、人柄だって聡明だ。
妹はもう少し等身大の女の子ちゃん。弱音をよく吐く。不思議と味のあるバレエを踊る。

姉は不運なケガをする。手術して、その手術が失敗して、また手術して、失敗して。その度、不屈の精神で立ち上がる。
妹はそんな中、姉の不在で空いた枠を、実力不足を味でカバーして活躍をみせていく。
しかし、妹には、「私はバレリーナとして生きていく」という決意が足りない。

姉は3度目の手術が失敗に終わった後、4度目いくか、というところで、自殺する。
妹は、姉の死に手向けるために、黄泉で踊る白鳥をモチーフとしたバレエを創作することで、バレエの振付師としての才能を確立する。

***

大変よくできたマンガであることが、今回の読み直しで良く分かった。
姉の死→妹の覚醒という結末に向けて、全編が組み立てられている。
それだけに、この作者の全能の神の冷たさに、震撼した。
俺は千花ちゃん(姉)に、復活してほしかった。
いや、復活はできなくても、自殺は悲しい。マンガの中でも、バレエ以外の道は提示されていたのだ。
しかし自殺に至る過程には説得力があるんだなあ。
作者は、技巧の粋を集めて、ち密に連載を進め、完璧に姉を自殺に追いやったのだ。
何たる残酷。

この神の存在感に、俺の生きる世界にも神はいるのではないかと、ちらっと思った。
やっぱりそいつも、きっと残酷な奴に違いない。
posted by ボス村松 at 20:56| Comment(0) | 文化祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月14日

ラ・ヴィータ

早朝スーパーマーケットのアルバイトから帰ってきて、マスクを取ると、まだ一枚、あごにマスクが残っていた。
昨日、出かけて帰ってきた時にマスクを下して、そのまま生活して、その存在を忘れて、新たにマスクを付けてバイトに行ったらしい。
この間、お嫁さんも、バイト仲間も俺に何も言わなかった。

早朝スーパーマーケットのアルバイトと、深夜カラオケバイトの両方で同時に、バイト仲間が辞めた。
どちらも5年以上は一緒に働いていた。
二人供、芸事に手を出していた。
一人は、俺なんかよりも、ずっと破天荒な無頼派風だったのが、「いつまでもこんなことしていてもね」的なことを言った。
一人は、その芸事で実入りが合ったのに、実家の事情で地元に戻るとのこと。

先週末、お嫁さんの友人の畑へ、収穫の手伝いに行った。
お嫁さんの友人は、子供の教育に小さな畑を借りていたのだった。
お嫁さんと友人母子と、俺で、白菜、キャベツ、ネギ、ブロッコリーを刈り取った。
お子さんは大はしゃぎ。
お嫁さんに「サザエさん!」と言って抱き付く。
お嫁さんはサザエさんらしい。
そして俺にも、「サザエさん!」と言って寄ってきたのだった。
誰でもサザエさんらしい。
俺は「違いますマスオです」と声マネ(旧マスオ)して返すと、お子さんはギャハハハハと笑う。
安い。

15時からの作業開始で、じきに日が傾いてくる。
「代わりにバイトに行ってよー」と俺はお子さんに頼んでみた。
土日は22時からカラオケバイトだ。
「掃除が中心の3歳児にでもできる仕事だよ」
言ってみて、自分で少しへこんだ。

とはいえ実際の所は違って、フロント業務は天才にしかできない高難易度の業務だし、掃除だって手抜くところは手抜いてやらないと終わらないので、その塩梅も簡単じゃない。
カラオケバイトの前は今でも少し、緊張する。
家に帰ると、ついついビールで健闘を称えてしまう。
スーパーマーケットのバイトの後に、特にビールの必要はない。

畑のからの去り際、お子さんがうちのお嫁さんに抱き付いて離れない。
お嫁さんは最後に、お子さんを大きく抱っこして引きはがし、自転車に乗ると、お子さんは顔をクシャクシャにして泣いた。
胸が痛くなった。
その痛みとは、お子さんの愛らしさに、1票。
あともうひとつ、子のいない我が夫婦と、孫のいない私たちの親御さんの人生に1票。

自転車で並走しながら「なつかれているねー」と俺がお嫁さんに言うと、
お嫁さんは、「あんなん、すぐ泣き止むよ。俺知ってんだ」と言う。
自身が子供の時分、おばあちゃんとのプラットホームの別れ際で、ギャン泣きしたそうだ。
それで新幹線に乗って、席に座るやいなや、
「さ、チョコ食べよ」
ケロッと笑って、チョコの封を切ったとのこと。
お嫁さん自身に、その記憶はないが、お母さんから何回も何回もその話を聞かされたらしい。
「あんた、あの時…」とお母さん。

この話も愛らしくて、また二つの意味で胸が痛くなった。
俺の頭の中で、小さいお嫁さんの指先と、口の端が、チョコで汚れている。
posted by ボス村松 at 16:51| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月11日

R1

R1が出てから、ヨーグルトはお腹を整える以外にも、様々な機能をもつことになった。

しかし、さすがに機能を持たせすぎ、何でもか?と発売時に俺の心に嵐を巻き起こしたのが、記憶対策ヨーグルト。
しかし、今日ついに手を出してしまった。
台詞が覚えられないからだ。
万一効くということもあるかもしれない。

健康商法というのは結果が出ているのかどうかがわからないので、言ったもの勝ち。
マルチ商法の多くは健康に関する商品、という実態は、まことにうなずけるところだ。
まったく人の弱みに付け込みやがって。
いいんだよ。ヨーグルトは美味しいしね。記憶対策ヨーグルトは120円で、ヨーグルトとしても相場だ。高くはない。

そもそも記憶対策としては先行している、DHAがウリの魚肉ソーセージに対する俺の信頼感も、謎なわけで。
ただ単に長くその謳い文句に触れているだけなわけで。
毎日食べています。

俺が今、覚えようとしている台詞は2分の一人芝居のもの。
R1の予選に出てみようかと思って。
友人の松山さんが、「ボス村松出てよ」と出場者募集ページを送ってきたのだった。
出なかったら、逃げたと思われる。それはしゃくだ。
優勝した時の「友人が勝手に応募しちゃって!」というコメントだけは、若干の盛りはあるが、考えてある。
真実の才能は、周りが放っておかないものなのだ。

posted by ボス村松 at 20:18| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月08日

宿題ふえた

「いだてん」田畑編の後半を一気に見てしまう。なるほど、おもしろかった。
田畑編になってから、次の回を見たいという引きの力が強くなったように思う。
金栗編は主役をマラソンランナーに置いておいて、でも話の中心はマラソン競技ではなく、オリンピックそのものだった。
田畑編は主役がオリンピックの事務局長で、話の中心もオリンピック。
スッキリしている。
田畑が失脚する時に、「どこで間違えた」とぐるぐる思いを巡らす場面が素晴らしかった。

低視聴率だったことは知っていた。いだてん。
いだてんで、検索をかけてみた。
やっぱりな。
ドラマの年間グランプリを取っていたんだね。
玄人筋にはウケていたんだね。
俺も玄人か?
いやいや、放映中は見るのを途中でやめて(バイトに出る時間の直前なので面倒になっちゃった)、2年遅れで今、録画を見ているぐらいなんだから、低視聴率を支持している側でした。

次の年のグランプリも「俺の家の話」だった。クドカン脚本。
クドカンにはもちろん「あまちゃん」もある。タイガー&ドラゴンも、IWGPも。木更津キャッツアイもか。
すげーな。今更だけど、すごいんだね。クドカンは。

実は俺、クドカンドラマを通して見たのは初めてでして。
監督映画、真夜中の野次さん喜多さんは見た。
でもこれは、原作のしりあがり寿への興味でして。

クドカンに関しては、かつてムラマツベスがバブルムラマツに「例えばクドカンみたいなのを(書いたらどうですか)」と言ったことがあって、バブルムラマツが「じゃあ、おまえはクドカンのに出ればいいじゃないか」と返した口論があった。懐かしく思い出す。出れれば出るよって話だよね。
もうすでに若くなかった頃の話だけど、今よりは若かったなあ。
演劇でどうにかなりなくて、でも、どうにもできなくて、切羽詰まっていた。

今は、ほら、アレですよ。

あまちゃんを見てみたいな。
元能年玲奈は、そんなにすごかったのか?透明感。
宿題の録画を全部見終えて、また宿題が増えた感じ。
posted by ボス村松 at 18:29| Comment(1) | 文化祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こやしをたがやした

録画して放ったらかしになっていた「いだてん」を見た。
田畑編の前半戦10数本。
おもしろいなあ。
脚本も役者も上手で、楽しそうだ。
真面目なシーンでも楽しそうに演技しているのは、もちろん買いだけれども、
楽しそうなシーンが本当に楽しいのが、いい。

その後で、これも録画して放ったらかしになっていたNHKスペシャルの「映像の世紀」を見た。
あ、この映像、「いだてん」に使われている!
戦国時代や幕末ではないだけで、「いだてん」もしっかり歴史モノなのだなあ。

いい雰囲気の泣かせの音楽が掛かるところで、毎回泣いてしまうのだが、連続で見ると少し鼻につくな。
田畑が図らずもヒトラーに敬礼してしまうところの仕掛けに、感心し、うなった。
田畑の「違う!」「いや、そう!」という口癖が、オリンピック開催の矛盾とリンクしている仕掛けにも、感心し、うなった。

まだ田畑編の後半が残っている。
楽しみだ。



posted by ボス村松 at 00:08| Comment(0) | 文化祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月02日

クレーマー?

インパクトドライバーからビットが抜けなくなっていた。
もともと差し込み口に引っかかりがあったのが、ついに、という感じで抜けなくなったのだ。
思い出して、購入したホームセンターに持って行った。
まだ一年間の品質保証期間内なのだ。
サービスカウンターで、ビットのついたままのインパクトドライバーと、購入時のレシートを提示する。
すると店員さんは、インパクトドライバーを持って行ったまま、奥に引っ込んだ。

待つこと10分、店員さんは、「ちゃんと奥に差し込まないと抜けなくなっちゃうんですよね」と言って、インパクトドライバーを返してきた。
直った、ということらしい。
いやいや、インパクトって、ビットをちゃんと奥に差し込んで…とか気にして使うものではないぞ。
元現場作業員だぞ、俺。いままで100個以上インパクトは触ってきたんだぜ。
俺にはわかる。
このインパクトおかしいインパクトです。
買った時から、引っ掛かりあったもん。

目にモノをみせてやるぜ。
サービスカウンターの前で、戻ってきたインパクトにビットを差し込む。
引っこ抜く。
差し込む。
引っこ抜く。
何回か繰り返すと、抜けなくなった。
よし。
「ほら、抜けなくなるんですよ」とインパクトを手渡すと、店員さんは、ビットをグニグニやって、「抜けました」という。
いや、今、グニグニやったじゃん。
グニグニやらないとビットが抜けないインパクトは、不良品だよ。
「グニグニしないと抜けないのは故障じゃないんですか?」
「しっかりと奥まで入れていただければ大丈夫です」
「インパクトってそういうものではないですよね」
平行線の会話をその後も少し続けてから、結局、販売店の保証ではなくメーカーの方の保証を頼ることに。

そこで、はい、俺に不備。
品質保証の要件の一つの、保証書付きの説明書が、インパクトのものではなく俺が別に持っているディスクグラインダーのものだった。
あらー。失礼しました。
俺、撤退。

最後に店員さんに、聞く。
「今後の参考に、どうやってビットを抜いたか教えてもらえませんか?持って帰って、また抜けなくなった時のために」
「一人が本体を持って、もう一人がプライヤーで引っ張りました」
二人がかりかよ!




posted by ボス村松 at 17:08| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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