お嫁さんの実家帰省に同行。
昨日は歓迎の宴でお刺身を食べて、酔っぱらってお茶の間でゴロリ。
そのゴロリから、今日は朝早く起きて、持参したパソコンで宿題を1コ片付ける。
朝ごはんののち、昨日のAbemaトーナメントをメインに見ながら、オオタニサンの動向も消音で追う。
朝ごはん時には我慢したビールも飲む。
Abemaトーナメントはこの対戦カードだと、佐々木大地に目が行く。
勝って奢らず負けて腐らない、すっと伸びた背筋が魅力。
勝率7割の割には、大きいところで勝てないのも、声援を送るにはちょうどいい。
主役のスターを応援していると、結果が出ない時に気を揉まなきゃいけない。
それこそ、オオタニサンとか。
あ、オオタニサーン!
二画面観戦で、消音している方のオオタニサンがホームランを打った。
最近調子が上がってきたみたい。スゴイネー。
でもエンゼルスは負けた。
大地くんの方は、チームの勝利を決める1勝を含めた2勝1敗と活躍。
よかった。よかった。
この勝利により、おとついの順位戦(将棋指しの本場所)の初戦で、マンモス(50代のオモシロおじさん)に喫した負けは払拭された。
もっともAbemaトーナメントは録画なので、大地くんのタイムラインでは、対マンモス戦の負けが最新。
観戦を一通り終えて、晩御飯に向けての腹ごなしにお嫁さんと散歩に出かける。
目的地を決めず、表に出た。
地元民のお嫁さんのレクチャーを受ける。
こっちを行けば市の中心。こっちを行けばよその街。こっちを行けば、嫁いらず観音。
嫁いらず観音ですと?!なんだそれ?
当然、嫁いらず観音に向かう。
嫁いらず観音は、独身者の強がりを請け負う観音様というわけではなく、お嫁さんの手を煩わせない無病息災の御利益がある観音様。
アロエが医者いらずというのと同じ。
嫁いらず観音までは、お嫁さんのお家から、グーグルによると3キロほど。
田んぼの中を歩く。田舎です。
道中に池に向って打つゴルフの打ちっぱなしがあった。池にゴルフボールが浮いている。
ぶらっと、打ちに入る好奇心があってもいいところだけど、スルー。
俺はゴルフクラブを持ったことがない。
嫁いらず観音が鎮座しているのは、嫁いらず観音院という真言宗のお寺。
院は小山の中に建っていて、案内板には山をぐるりと回るルートが示されていた。
ルートには2、30カ所ぐらいの丸ポチが記される。何らかの縁起物があるようだ。
お嫁さんと院の小山をめぐる。
ぐるり一周の行程は10分とのこと。
丸ポチ部の、縁起物は観音様や如来さまの像だ。
鎮座しているその傍らにはお経の石碑も。
お嫁さんはそのお経に、見覚えがあるらしく、像が現れる度に石碑に目を移し、手を合わせて、お経を読む。
行程の3分の1辺りのところで、小山のぐるりを外れる道が示されている。ぐるりを外れたところに、1体仏像があるらしい。
なんで?一体だけ外れて?どんなものが?
この手の好奇心には、俺は従う。
無料なのが大きい。ゴルフクラブもいらない。
道を外れて、はぐれ仏像を求めた。
外れた道は思っていたよりも、距離とアップダウンがあった。
そこで、お嫁さんがへばった。
別の小山の頂上に、はぐれ仏像を見つけた。
俺が、着いた着いたと言うと、お嫁さんが、コレかよ!と毒づいた。
はぐれ仏像はふつうだった。
わざわざ別の小山にある特別感はなかった。
お嫁さんは、暑いと頭が痛くなる。
最後に嫁いらず観音院を拝んで、1UBERの小銭を賽銭箱に投げる。
「嫁いらずに健康でいられますように」
当のお嫁さんに、「頭痛い?」と聞くと「ちょっと」とのこと。
俺は早速の御利益を期待した。
「お嫁さんに嫁がいりませんように」
大変申し訳なく思いながら、お嫁さんと帰り道を歩いた。
ごめん。引きずりまわして。
道中お嫁さんの頭痛は悪化の一途をたどった。
俺にとってはいい運動になったので、お腹もこなれ晩御飯は、美味しくいただきました。
お嫁さんも頭が痛いながら、少し楽になったと、美味しく晩御飯をたべました。