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2006年10月03日

JUDY&MURAMATSU(3) シティーハンター

「おじさん、おじさん」
おとついから、JUDYがうるさい。
これは、確実におとつい見た芝居の影響だ。

JUDYは慢性的な役者不足を患っている、演劇人MURAMATSUの必要が生み出した、
架空の女優であり、話相手である。YUKIちゃんに似ている設定。

 
yuki_pp.jpgYUKIちゃん

二人は先日、MURAMATSUが大学時代、所属していた演劇サークル、
劇団筑波小劇場の東京進出公演「臨界アパート204」を見てきたのだった。

tukusyou204.jpg

取り壊し寸前のアパート、夢見荘の開かずの204号室には死体がある。
それは、管理人の婆さんが、ため息と一緒に脱ぎ捨てた、昨日の、おとついの、その前の、もっと前から積み上げられた婆さん自身の死体の山だったのだ。
という話。


その劇中で、イカれたテロリストの兄ちゃんが、
配下となった少女に「おじさん」と言われ、
「おじさんじゃない。お兄さんだ」と切り返した場面があったのだった。

JUDYの頭に、その場面があることは間違いない。

「おじさん、おじさん!」JUDYが俺を呼ぶ。
JUDYはしつこい。
「おじさん、おじさんったら!」
「何だよ!」
「何だよ、じゃないよ。他に言うべき台詞があるでしょう?」
JUDYは本当にしつこい女だ。MURAMATSUは腹を決めた。
「わかったよ、JUDY。いいか、俺はおじさんじゃない。お兄さんだ」
「何を言ってんだか!このハゲが!」

これを言いたかったらしい。
実際、MURAMATSUはジダン風のハゲを持つ男だった。


hagejidan.jpg

ただしプレースタイルは彼とは異なり、MURAMATSUどちらかといえば、
ペナルティーエリア付近でガツガツ、ドリブルする感じ。
が、それはいい。


   ***


100回使われた言い回し。「おじさんじゃなくて、お兄さん」
新味もなく面白くもない。何と言うか、吟味されてない台詞という感じがして、
脚本書きMURAMATSUには、第一級のNGワードだった。
具体的に言うと、
これを聞くと、MURAMATSUは頭に、シティーハンター冴羽遼の絵が浮かぶのだった。


   XYZ

 

冴羽遼     「なんだガキかよ!」
依頼人の少女 「ガキって何よ!私もう14歳よ!」
冴羽遼     「ねえ、君、十コぐらい上のお姉さんいる?」
依頼人の少女 「姉を助けて下さい。アイツらが姉貴を!」
冴羽遼     「! そのお姉さんというのは」
依頼人の少女 「写真持ってきた」

 
   もっこり グッド(上向き矢印)
 

依頼人の少女 「あいつらは姉貴を儀式の生贄にするつもりなんです!」
冴羽遼     「儀式だって?!」
依頼人の少女 「助けて、おじさん!」

冴羽遼     「たは、おじさんじゃなくて、お兄さん」

こんな感じ。

で、事件解決して、

依頼人の少女 「ありがとう、おじさん」
冴羽遼     「だから、おじさんじゃない、つーの」
少女の姉    「私の同情が彼らを追い込んでいったのかもしれませんね」
冴羽遼     「彼らの言う正義が幼すぎました。優しさを知らない正義は悪に劣る」
少女の姉    「優しいだけの腕だって、冴羽さん、私・・・、時には残酷なものです。うるうる」

 
   もっこり グッド(上向き矢印)
 

冴羽遼     「お姉さん!」
香(故人)    「コラー! 遼おおッ!」


   香(故人)に追いかけられて走り去る冴羽遼

 

依頼人の少女 「追いかけなくていいの、姉貴? おじさんとはきっともう会えないよ」
少女の姉    「いいのよ。あの二人の間に私の入る隙間なんてなかったわ」
依頼人の少女 「ちぇ、私が姉貴だったら、絶対あきらめないのに」
少女の姉    「・・・さようならシティーハンター冴羽遼。ありがとうシティーハンター冴羽遼」


   完
 

シティーハンター冴羽遼は二枚目半をしゃぶりつくして、
2.15枚目から、2.85枚目の間には、もう、ペンペン草も生えていない。
ように思われた。
MURAMATSUは、これを、CHNG言語群と名づけ、地雷を踏まぬよう脚本を書くのだった。


「おじさんじゃなくて、お兄さんと言われたいというのは、別に普通の感性だと思うんだけどな。それが何だか気になって仕方がないのはね、きっと、MURAMATSUがCH(シティーハンター)になりたかったからだよ。MURAMATSUは冴羽遼に先を越されて悔しいんだと思うな」
JUDYが言った。

 
俺が、CHに!?

まさか?! でも・・
考えるに値する命題かもしれない。
うん、考えておくよ。

MURAMATSUはこの一連をこう結んだ。


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posted by ボス村松 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | JUDY&MURAMATSU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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