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2014年01月12日

かぐや姫の物語をみてきた

私は映画を見る習慣がない。

そんな私が、かぐや姫の物語を見てきた。

直近に見た映画は、風立ちぬ、だ。

ジブリファンかよ。

そんなでもないはずなんだけど。

風たちぬ、は全然見たくなかったんだけど、お嫁さんに誘われて観に行ったのだった。

おもしろかった。

さて、かぐや姫の物語、

絵とか、人物とか、話の展開とか、トリッキーに感じられるところがあって、

おもしろく興味深く見られた。

しかし高畑監督の前作、となりの山田くん、に大変感動して大いなる期待を持って観に行った気持ちは

満足しなかった。

となりの山田くんは、すばらしかった。

全体の、とぼけた味が可愛くて可愛くて、可愛すぎてほとんど全編ウルウルしていて、

特にのぼるがキクチさんとちょっとイイ感じのことがあって大喜びする場面なんかにはもう、

キューンとなりすぎて、ボロボロと涙した。

可哀想で涙するとか、そういうものとは、数段上等の至福の体験だった。

ただ唯一、ラストシーンのケセラセラを歌いながら空を飛ぶ場面は、ファンタジー感が少々紋きりであざといように感じた。

俺にあそこだけ、リメイクさせてくれ。腹案はある。

かぐや姫、でも飛んでいた。

飛んでる間、おまえも飛ぶのかよ、と突っ込みの気持ちが心を支配した。

ジブリは飛ばなきゃ駄目という内規でもあるのだろうか。

かぐや姫は、竹から生まれた。

一年で、10歳ぐらいに成長した。

それを、変だな、の一言で周りの人が納得する世界観が面白かった。

昔話はそういうものだ、と言えばそれまでかもしれないのだが、私が長く昔話に触れていなかった。

今回の、かぐや姫の物語の構造は、

清浄の月、不浄の地球という設定がまずあって、

清浄の月に住んでいたかぐや姫が、不浄に心を奪われて、地球に転生する。

転生して翁に拾われ、山里で暮らした幼少時代は、楽しかったが、

都に出て、ただ求婚されて嫁ぐだけの、男の欲望の対象物になったとき、地球で生きることが楽しくなくなった。

その気持ちが月に知れて、月の使者がやってくる。←この月の使者の描写がとても面白かった

ととさま、かかさま、離れがたい。

せっかく地球に転生したのだから、もっと不浄にまみれた、

ガツンと実感あふれる生き方もあったはず。

幼少時代に初恋めいたものもあったのに。←ここで空を飛んだ

あそこで、もうちょっと踏み込んでいれば。

心残りだ。

しかし、羽衣を着せられた瞬間、地球での記憶をなくす。

かぐや姫、月に帰る。

記憶をなくしたはずなのに、その頬に一筋の涙。←演出に違和感を感じる。後述する。

というものだと思う。

かぐや姫という、昔話の箱に、現代性を入れて物語とするなら、

なるほど、コレだろうと納得の流れだ。

ただ、どうも、映画を見ていて、この現代性が鼻についた。

昔話という箱と齟齬があった。

わかりやすすぎたのではないか、と思う。

もっと、そっと心を掠める感じが、品があっていいのではないか。

思えば、風立ちぬは、その辺がいい感じだったのではないだろうか。

こう書いていて、文学性というのは、いい感じの分かりにくさの指数に思えてきた。

物語に意味を持たせるなら、

結論は大体出ている。

愛は大切、とか、生きるって大変、とか、死は誰にでも訪れる、とか。

分かりにくさによる空白が、読み手の想像力に重なったとき、

いい感じに心が震えて、ブンガクセーと人は呟くのではないか。

となると「分かりやすすぎる」「わかりにくすぎる」のポイントは人によって違うので、

文学性って難しい。

あと、もうひとつ。

最後の一筋の涙、のところで、かぐや姫は、地球を振り返って涙したのだけれど、

記憶をなくしているのだから、振り返らずに涙、が論理的にも正しくて、切ないとおもうのだけれど。

同じような感じで、もののけ姫も、

人にも獣にもなれない哀れな子なのだから、あんなに流暢に喋れない方が、

論理的にも正しくて、切ないと思うのだけれど。

ジブリファンかよ。

いや、そんなはずはないのだけれど。

   ***

このブログ書くのに2時間かかった。

あと、40分走った。スクワットもした。

脚本を書く時間が圧迫されている。

名人戦棋譜速報も見なきゃならんし。

羽生三冠7連勝!

いかんな。

それでも、自分の書いてる脚本は何とかかんとか30ページに到達。

いつもの長さで納まるとして、ちょうど折り返し地点。

もうちょっと、中盤の山場っぽく、派手なシーンにならんもんか。

たたみかけるような。

文学性高く?

   ***

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posted by ボス村松 at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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