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2015年09月28日

終盤のファンタジスタ

おうちでの自習の甲斐があって、一歩前進できた稽古だった。

渡部篤郎、すこし意識しています。

劇団鋼鉄村松公演「仮面マタドール(レプリカ)」絶賛稽古中

   ***

藤井先生が、ちょっと見ないぐらいの逆転負けを郷田王将に食らって、叡王戦の本戦出場を逃した。

藤井先生は、「終盤のファンタジスタ」と観る将棋界隈では呼ばれている。

その事は、藤井先生がちょくちょく、「えーうそー」と観戦する人をうならせる想像を超える逆転負けを食らうことに由来する。

詠み人知らずの、どこかから生まれて、何でだか定着した愛称とか呼称とかいうものって、センスある。

感心することが多い。

日本人に刻まれた、俳諧の心だろうか。

驚きと敬意と揶揄が、「終盤のファンタジスタ」にはオールインワンしている。

藤井先生は決して弱い将棋指しではないのだ。

強い。それ以上に、現役将棋指しの中で、唯一無二の存在感がある。

藤井先生は「本当の天才は羽生ではない、藤井だ」と評されるぐらいの実績があるだった。

独創的な戦法を3つ編み出した。

藤井システムと、藤井矢倉と、角交換四間飛車だ。

ちなみに羽生名人は、羽生システム的な戦法を創出できていない。

ていうか、戦法と呼べるほどの深みと広さを持つ新しい将棋の形を、ここ何十年では、藤井先生以外生み出せてない。

藤井先生だけが3つだ。

嘘です。中座七段の中座飛車がありますね。

あと居飛車穴熊は寅彦先生でいいんですか?

でも、そう下駄を履かせて吹聴したくなるぐらい藤井先生が凄い

その藤井先生が、自身の戦法を駆使して序盤中盤で優位を築く。終盤でコケる。ここに味わいがある。

竜王3連覇していた絶好調時は終盤も強かったと聞く。

でも俺が将棋を見始めた7,8年前では既に、このファンタジスタの呼称は定着していた。

昨日の将棋はニコニコ生放送されていて、その築いた優位は、ここからなら俺でも勝てると思わせる(実際は勝てません)ものがあった。

ニコニコ生放送では、その大優勢の時点から、ファンタ、ファンタの文字が躍る。

ファンタはファンタジスタの略。

競った将棋の敗北にファンタジーはない。

大優勢からの転落にこそファンタジーがある。

みんな藤井九段のことが好きなので、本当はこのまま勝って欲しい。

でも、負けてボヤくところも見てみたい。

でも、さすがに今日は勝ちだろうな。

そんな感じで見ている。

解説の阿久津七段も「おや」とか「そっちですか?」とか含みがありそうなことを言うけれども、時折映るコンピューターの評価値は藤井九段大優勢で動かない。

そこから何十手か進んで、一方的に攻めまくっているはずの藤井先生の6四角で、突如コンピューターの評価値が逆転する。

阿久津七段の「これは・・」の声。

画面を埋める「ファンタ」「ファンタ」「ファンタ」の文字。

本当に実現しちゃって、沈鬱に沈むコメントありの、お祭りコメントありの、いやー間違いがあるから将棋っていうのは面白いのだから、人間がコンピューターに勝てなくなるのなんて勝負論的には何の問題もありません。

俺はというと、悼む気持ちを上回るお祭り気分が抑えきれずこのような文章を書いている次第。

感想戦も放送されて、そこで、藤井九段のボヤキの声も聞けました。

「評価値1000点超え(の優勢)とか関係ないんだよ」

「いや、負けるとは思ってなかったからね」

おもしろかったです。
posted by ボス村松 at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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