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2017年03月20日

「ボス村松の竜退治」初稽古

全世界が刮目すべき、6月芝居「ボス村松の竜退治」の稽古初日が昨日あった。

週3コマの稽古開始は4月からで、昨日は暖気運転と顔合わせといった意味合い。

4月からは体が温まった状態で皆の顔を見たいものだ。

作演出主演の俺は、頑張った台詞覚えと練った演出プランをひっさげて初稽古に臨み、今作の仲間たちにやる気を伝えることができたように思う。

この「ボス村松の竜退治」であるが、これまでの自分の作品と同様、ナンセンスのユーモアに隠れた詩情をこそお客様に感じ取っていただいと思って書かれたものである。

ただ従来品と比べて、30分の時短に成功。あと、話の筋がわかりやすい。

特に、この話の筋が分かりやすいというのは大きな進歩といえるだろう。

これまで何度、話が分かりにくいと言われてきたことか。

この決定的な瑕疵が俺の進撃を25年間阻んできたものだ。

ここから、この分かりやすい「ボス村松の竜退治」から、俺の進撃が始まる所存である。

伊能忠敬の、綾小路きみまろの進撃も、相当遅くから始まったと聞いていている。

・・

昨日の練習場でこの俺の分かりやすい脚本を、「難解」とする役者の異な声を聞いた。

俺が聞きとがめて、「これまでこの脚本を4人が読んで4人が分かりやすいと言ってくれた」と反駁すると、稽古場の全員が分かりにくいと言い出して、一気に分かりにくい勢が優勢となった。

まじかよ。

運命に捕らわれたナポリ王家のマルゲリータ姫と、四つ首の竜クアトロホルマルジーに隠された秘密。

これがわからないという。

秘密とはこうだ。

王家と竜は、元々、ナポリの窯と呼ばれる火山べスピオスの谷合で焼き上げられた一つのピザで、トマト味が王家となりそれ以外が竜となった。

何が分かりづらい。

これだけのこと。文字にしたままの意味。

ナポリの窯でピザが焼きあがりました。

トマト味が王家になりました。

それ以外が竜になりました。

これ以上、かみ砕きようがない。

役者陣はそれを「なんで?」と俺に聞く。

「何でも何も、だから、そういう神話だから。そういう話があると了承してもらいたかった」と俺。

へー。

ふーん。

気のない反応。

「そう捉えると少しわかりやすくなるけどね」

「いや、そんな神話がないから」

まだ言葉にする気力がある者からは、そんな意見がでた。

ちくしょう。

今回の作でお気にいっているエピソードに、遍歴の騎士カキウチ卿が旅に出た理由を語る場面がある。

その味も伝わってないのだろうか。

伝わってないんだろうな。

竜退治をする遍歴の騎士カキウチ卿は旅に出る前はプロ野球選手で、すごいホームランを打ったその瞬間、目の前に竜が倒れた。その後方にミットを構え敵ながらその打球に見惚れたキャッチャーは、カキウチと共に竜退治の旅に共に出ることを決意する。しかし、キャッチャーは嫉妬に駆られたピッチャーに呪いをかけられ、馬の姿になってしまう。以降、両プロ野球選手は時空を超えて(ちょっと野暮ったい言い回しだけどね)、騎士と愛馬の主従として遍歴の旅を続ける。

いや、これはアリでしょう。

この詩情、わかっていただけますよね?読者諸君。

何故とか、だからとかからを求めない、「そーゆー話」という力強さ。

わかんないかなー。

まあ、そうかー。

何? 吉田戦車の影響を見て取れて吉田戦車はもっとうまくやっている? 君はそういう意見だ?

それは的外れじゃないけれども、それだけじゃないと思うんだよなー。

この詩情こそが俺がなんとか、役者さんにて伝えて、役者さんがお客さんに伝えなければならないものなのだ。

そして、今回、俺もその遍歴の騎士として主演して直でお客さんに語りかける趣向。

これはもうほとんど進退伺いぐらいの入れ込みようなのだけれども、入れ込むと台詞を忘れるというメカニズムが俺の中で判明したので、抜いたぐらいでがんばります。
posted by ボス村松 at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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