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2017年05月07日

凡人の日記

先日、シャトナーオブワンダーの破壊ランナーを見て、お嫁さん共々20代のころの観劇体験に思いを馳せた。

お嫁さんが、「パンフを取ってあるよ、ピスタチオのパンフですごい気が利いてるのがある」とラックを漁り始めた。

目当てのものは出てこなかったが、ピスタチオのパンフはどれも気が利いていて、シャトナー画伯のイラストとあわせて才気あふれる気鋭の劇団のものであるとの印象を持った。

ピスタチオの解散は、御多分にもれず、岐路にたった劇団員が抜けていくのをきっかけに、ということのようで、お嫁さんは「だから、私にとって佐々木蔵之介は裏切り者ですよ」と言う。お嫁さんは保村大和が一番好きとのこと。そういえば、佐々木蔵之介の後の活躍に毒づいていたお嫁さんを見たことを、思い出した。

そのパンフ群の中に、お嫁さんが18歳で筑波大学で初舞台をふんだ「凡人の日記」のパンフを見つけた。

お嫁さんも30歳手前まで女優さんだったのだ。

「凡人の日記」 武田道哉作演出。

お嫁さんは、大学入学直後の18歳にしてお母さん役を堂々と演じ切り、周囲の驚嘆と笑いを勝ち取った。

「熱が下がらない、心配だわ」と娘を思うお嫁さんのハスキーボイスには実年齢に倍する年輪を感じさせるものがあった。

思えば、実年齢の倍を見せたお嫁さんに対し、実年齢の半分を見せた永田ちゃんも相当なハマりぶりで、「マリはもう死んじゃうの?」 お嫁さんの膝の上で不安がる演技は圧巻であった。

先日バブルがピザの配達に行くと、永田ちゃんがたまたまその輪にいて、あれから20年たって、まだ同じ顔だったとのこと。おそるべし。

武田道哉には悪いが、作品自体に才気は感じなかったと思う。ただ、作演出の武田道哉にしても当時20歳というわけで、その初作演出のタイトルが「凡人の日記」というのは、今思えば、ただならぬ意志を感じるのだが、当時の俺は芝居のタイトルにしては、文芸に寄せようとしてややスベリぎみというか、ソレらし過ぎて、引っ掛かりがないというか。武田道哉の人とナリを合わせてそう思ったものだった。

当時の武田道哉は劇団員名簿のアンケートの好きなモノの欄に「渋いもの」と書く、渋くないところがあった。

   ***

昨日、お嫁さんとラーメンを食いに行った。練馬のみそ膳というラーメン屋。

入ったことのないラーメン屋に行こう、がコンセプトだったので、場所を確認がてら食べログを見たりもして、店の前に立った。

外から見えるお客さんは一人のみ。食べログ評価3.02ということもあって、期待値をかなり低くして店に入った。

俺は魚介濃厚だしみそラーメン、お嫁さんは八丁味噌ラーメンを注文した。

おいしかった。

スープが熱々なのがよい。言うほど濃厚とは思わなかった魚介のだし味がする。魚介だしの味噌スープって、それ味噌汁やんという危惧があるが、ちゃんとラーメン側に来ている。

太麺で俺は太麺が好き。

白髪ネギのシャキシャキ感がとてもよいアクセントになっていた。

おいしかったを連発して店をでた。

もう一つの候補、ラーメンGOTTSもみそ膳の近くなので、店構えを見るだけ見て帰ろうと寄ってみた。

カフェみたいだー。全然ラーメン屋にみえねー。

そして燦然と輝く、ラーメンオブザイヤー受賞の垂れ幕。

「これで店に入って、さっきのみそ膳のラーメンが出てきたら、俺、おいしいって言うかな。すげーフツーって言いそう」

ラーメン屋には期待しないのが、一番のスパイス。

ラーメンオブザイヤーを掲げるなんて、愚の愚の策であると二人で言いながら帰りの自転車をこいだ。

「私なら、おいしくないよ、って看板に出すね」とお嫁さん。

それは、さすがにお客さんが入らないだろう。

「拙いモノですが一生懸命作りました」ぐらいがいいんじゃないかと、俺。

言いながら、ひらめいた!

ラーメン「凡人の日記」

芝居のタイトルだと、いまひとつ光らない文芸風が、ラーメン屋の屋号になると燦然と光り輝いて見える。

お嫁さんも絶賛する。

「私もラーメン屋開くときは、絶対、凡人の日記にする!」

もし、いつか、あなたの街にそんな屋号を見つけたら、ぜひお立ち寄りください。

人のよさそうなオカミさんが脱サラして開いた店です。

ハゲのオッサンが給仕をしていて、そのオッサンは注文の覚えが悪いのでご注意を。






posted by ボス村松 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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