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2007年06月23日

「一瞬の風になれ」読了

正直、しくじった。無理して一気読みするんじゃなかった。

池袋のハンズの近くのリブロは、喫茶店が併設されていて、店内の本を3冊まで持ち込んで読むことができる。

つい、この前まで、芝居を作っていて、入れるよりは出す作業だったので、少し入れておくかと、流行りの本を読もうとおもったのである。

今年の本屋さん大賞。「一瞬の風になれ」

ちょっと立ち読んでみて、50ページまでスラスラよめる。

これなら全部イケるだろうと思い、喫茶店に1〜3まで持ち込んで読みだす。

1冊読み終えた時点で、ガクッとペースが落ちる。

でも、頑張る。

しくじった。

面白かったから、頑張って読むにはちょっと勿体なかったと言える。

   ***

女性の描いた、青春スポーツ少年モノということで、最近読んだ「大きく振りかぶって」と共通点が多い。

サワヤカで、ちょっとナイーブな少年たちの友情は、男性が描く少年像よりも、少しお互いが寄りかかっていている。ダンディズムよりはホモっ気がアクセント。

同系のもので、あさのあつこのバッテリーがあろうが、一瞬の風になれを断然押す。

登場人物が冗談を言い合うところが、本当に楽しげでよい。

バッテリーの登場人物の冗談は今一つだった。

   ***

星取り表が上手い。

主人公、陸上素人努力の人・新二と、天才スプリンターサボりの人・連が、無名の公立高校の陸上部に入っての3年間をみっちり、最後は3年のインターハイ南関東大会で、100×4のリレーで優勝するところまでの物語。

そのリレーの前が、個人の100メートルの決勝なのだが、連が1位、新二が2着と同タイムの3着。

主人公が天下をとる話ではない。

そもそも主人公は素人スタートなわけで、物語の最終盤になっても勝った負けたの俎上に上がってこない。

県で1位とか2位とかの順位で話に上ってくるのは、天才サボりスプリンター連。

しかし、この連、ことあるごとに天才、天才言われる割には2位ばっかり。

同県でバカ強のスプリンターがいるためだが、中学時代はそいつより連の方が速かった。

最後のインターハイで連が勝つ。

ワンツーだと、お気楽すぎるので、新二はバカ強スプリンターと同体だけど3着。

最後のリレーの描写も、リードしてバトンを受けた新二が、捲りに来たバカ強スプリンターをギリギリかわして一位ゴールインと、バカ強スプリンターにも花を持たせる。

南関東大会で、連は10.50のタイムで優勝したわけだが、同じ会場で行われている北関東大会では10.42で優勝した未知の強豪の影も。インターハイ本大会での含みを持たせて終了。

連が途中、ケガでもして、新二がそれを背負っての1位ゲットというクライマックスも予想されたので、連の優勝はみんな幸せラストでよかった。

ちなみに、ケガは新二のコンプレックスの元である、天才サッカー少年の兄が、やった。交通事故で再起不能ぎみの奴。「兄貴よりも俺が事故に合うべきだった」とか新二が言う。やはり、誰かはケガをしなければならないようだ。

   ***

バトルシーンであるが、100メートルなので、ほんと、走りだすと、1ページぐらいの描写でサクッと終わる。

新しい。

100メートルの疾走感があった。


私の劇団、劇団鋼鉄村松のHP
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ラベル:書評 佐藤多佳子
posted by ボス村松 at 01:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 文化祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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祝!ど-てい卒業しました!
Excerpt: 西川先生みたいな女の人に37マモナ買ってもらえました! 
Weblog: けいた
Tracked: 2007-07-02 06:37