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2019年05月16日

東京にこにこちゃん「ラブノイズ・イズ・ノット・デッド」観劇

東京にこにこちゃん(劇団名)の主宰の荻野くんとは、一度、短編のコンテストで争い、その後一回江古田の焼き鳥屋で昼飲みした仲だ。割に近くに住んでいる。

コンテストの楽屋で席を隣にした。それが最初だ。

共通の知人がいて、それを話の種に、荻野くんの方から話しかけてきた。

俺がお得意の(?)マイルドめの毒を吐くと彼もマイルドめの毒を返してきて、おお、コイツめとなった。

面白いこと言い競争の開始である。

これになると、俺はいつも2、3分でダウンするんだけれども、彼とはその5倍長く続いた。

主導権は俺が握っていたと思うが、彼に手のひらで遊ばされた可能性もある。

彼の作った短編「エレベーターガールの恋」はとても面白くて、コンテストで俺の「ボス村松の娘さんをワガハイにください」は彼の作に負けた。

負けた方が言うのは何だが、芝居の作りがちょっと似てた。

今回、誘われて、果たして長編はどんなものかと見に行った。

やっぱり、ちょっと似てると思った。

ラブホの従業員と、ラブホに雇われた「喘ぎ屋」が最後、ようやく巡り合って両想いになる話。

喘ぎ屋とは、あっはーんうっふーんということで、ラブホのお客さんを興奮させて店の回転を上げるお仕事。

なんやそれ!

そんな仕事あるか!

ちなみに俺の次回作「ボス村松の自転車泥棒」の冒頭の台詞は以下の通り。

   ***

人情刑事「俺は人情刑事。ノンキャリ刑事の上級職だ。殺人許可証を持った殺人刑事が3年間殺人なしで事件解決を続けると、これにジョブチェンできる。」

   ***

刑事にそんな職種はありません。

ラブホ従業員、デリヘル嬢、お客、どれをとってもキャラキャラしたヘンテコキャラなんだけど、品がいい。ギャグ味がナンセンスなので、現実から浮遊しているためであろうか。役者さんが皆、上手なうえに演技に真摯で台詞を間違えないためであろうか。

先輩従業員「でもさー、いっつも男の人と女の人が部屋に入っていくじゃない?なんで男の女のセットなんだろう?部屋で何してるのかなあ」

先輩従業員はラブホで働きながら、雄しべ雌しべレベルで、セックスを知らないのであった。

そんな人はいない。

この後彼は、デリヘル嬢にセックスの手ほどきを受け、彼女との結婚を語る。

演出は彼のバカさ加減よりも、イノセントな愛らしさに力点を置かれていた、・・ように思う。

女性恐怖症のマッサージ師(でも自分のマッサージで人が気持ちよさそうにしてると射精してしまう)の恋も、ほほえましかった。

今作、最大のケレン味であるところの「ハリウッド大作風オーケストラ楽曲を背に、登場人物が一人一言決意を語って、いなくなった喘ぎ屋のヒロインの代わりにラブホ各階に喘ぎに行く」場面に、そうそう、こういうの好きーと思った。

そして前述の通り、ラブホ従業員は、いなくなった喘ぎ屋を探し当て、抱き合って、大団円。

「ラブホ中が喘いでいても、その中から、僕は君の喘ぎ声を探し当ててみせる」(うろ覚え)

設定、へんてこ。要素、王道。の作劇アプローチですな。

終演、拍手。

荻野くんに面白かったよーと伝えて、自転車を駐輪場から道に引っ張る。

面白かったよーでは足りてない気がして、もう一言、泣いちゃったよ、と嘘をついて自転車に乗った。

泣きはしない。

posted by ボス村松 at 14:40| Comment(0) | 観劇の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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