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2019年06月16日

動物電気「ブランデー!恋を語ろう」観劇

前からある劇団で、愉快な笑いを提供してくれるらしい。小林健一なる役者さんが看板役者らしい。

これくらいの前知識だけで劇場に行った。

冒頭、旅館が火事というカキワリの前で「まだ本編じゃないですよー」という雰囲気の演技が始まる。

水をかぶったり、裸になったり。

この人かな?小林健一は。

看板役者の立ち位置は、周りが好き勝手やる中、シュッと立つ、受けの看板の人が多い印象が、小林さんは自分が変な、攻めの看板だった。他、小林さんの横に立って、全方位に全く力の入っていない、ツッコミ、注釈を入れる人がいて、いや、この人は作演出の人がやる佇まいだが、それにしてもここまでは、ないぞ。

会場の雰囲気はもう、本編前のこの場面で仕上がる。おおいに笑い声があがる。暖機運転完了。

    ***

カキワリが撤去されると、家のリビングを表した本格的なセットが現れ、一段階腰の据わった、演技が丁々発止と繰り広げられる。

話の筋は、マイホームを購入した夫婦(夫:国語教師、妻:歌の先生)の下に、学校の生徒、歌の生徒、土地の神様が現れ、誰それが誰それを好きがあって、土地の神様がそれに手を貸すものだからてんやわんや。でも最後は、夫婦仲良く、やっていきましょうというというもの。

正直お話のすじは、劇団の卓越した演技の応酬をのっけるための器で、別に、この話の筋でなくてもよいと思われた。

宇宙旅行の話でも、地獄の血の池の中でも、エンジンの故障や、血液型をネタに、同じようなてんやわんやが繰り広げられるのではないか。

一回しか見たことのない劇団だけれども、そんな思いをした。

将棋で言うと、手筋が確立されている。歩が2枚溜まったら飛車先の歩を突き捨てて、次ぎ歩して、垂らしておくといったような。

戦術、戦略にはやりすたりはあっても、手筋は普遍という、言い方もある。

小林健一は切れ味するどくというよりも、重い鉈の破壊力。彼の演じるストーカー男は、最後神妙に官憲のお縄にかかるのだけれど、その前に「何か面白いことやってから、逮捕されなさい」と、(あ、やっぱり作演出さんだった)脱力演技の正岡泰志に言われて、モノボケを中心とした一人芝居を10分ほどやって、お縄になった。笑った。やっぱり、人の裸はおもしろい。トボけた笑いには、目が細いのが得なんだよなー。欲しがっていない人のように見える。小林健一は目が細い。

ギャグのネタ元が、キン肉マンだったり、CMのティモテだったり、まったく2010年代にアップデートされていないのが、男らしい。

それでいて、俺の斜め後ろに座っていた、お父さんに連れられた10才のお子さんが、「めちゃおもしろかったー」と感慨のため息を観劇後ついていて、おお、時間を超えた! ビヨンドザタイム! とTMネットワークの、ガンダムの主題歌が俺の頭の中に流れた。
posted by ボス村松 at 19:59| Comment(0) | 観劇の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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