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2019年07月11日

B級2組

戸辺先生負けちゃったか―。

通ってる(最近は通えてない)将棋教室の戸辺七段が、本場所と言われる順位戦で1敗を喫した。

これで1勝1敗。

順位戦は一年間で10戦戦って昇級降級を争う。昇級ラインは8勝2敗ぐらいだけれど、7勝3敗に落ちてくることもある。

まだまだだ。

戸辺先生がいるB級2組は、順位戦のピラミッドの真ん中の階。トップが名人でその下がA級。一番下がC級2組。

ピラミッドは底辺が広くて、上が尖ってるので、階が真ん中だと、上位三分の一には入っている格好。

家賃は高い。B級2組では勝ち越すのだって、大変なことなのだ。

ビールを飲みながら、そんな戸辺先生の戦いを追った。

将棋は大きく二つに大別して、居飛車と振り飛車があるんだけど、戸辺先生は振り飛車党。

もう人間よりも圧倒的に強くなってしまったコンピューターは振り飛車を指さないとこから、どうも究極的なところでは振り飛車は戦法として、理にかなってないのではないかと言われている。

戸辺先生はコンピューターが云々言われる前、「ゴキゲン中飛車」「石田流」なる振り飛車の戦法が有力とされていた10年ぐらい前に、それらの戦法を駆使して、トントンとC級2組から、B級2組に昇級した。10年足踏みしている。二年前には降級点を取った。降級点は二個取ると、降級だ。

戸辺先生は負けると、「振り飛車が弱いんじゃない。僕が弱いんです」と言う。

泣ける。

「僕はゴキゲン中飛車でプロになれたんですから」とも言う。

戦法に恩義を感じている。

戦法に?

戦法って、・・だって戦法だぜ? 触れもしないし、話すこともできない。

でも今でも社会主義の理想に殉じている人もいっぱいいるわけで、人は戦法と人生を寄り添わすことができるのかもしれない。

昨日の戸辺先生の将棋も振り飛車で、飛車の動きに手数をかけた分、敵の金銀に押し込まれて及ばずという戦いに見えた。

振り飛車は、押し込んでくる敵の金銀の裏をとるカウンターの戦術なのだ。

戸辺先生の敗北を見届けた頃にビールが一本空いた。

俺も頑張るか。

マウスを握る手をギターに変え、教本の新しいページを開いた。

「三本の指で押さえるコード」

C

俺が現在も苦戦している、Aマイナー7の人差し指と中指の形に、さらに薬指追加。

まあ、全く馴染みのない形よりもとっつきやすいんだけど、人差し指と薬指でこの1フレットまたぎの距離を稼ぐのは、ギリすぎる。

だめだ。これぜってーだめだ。

でも、鳴らしてみる。

びよーん、と、やっぱり、ちゃんと押さえられてない音がする。

皆が最難関というFをA級とするなら、CがまさしくB級2組あたりか。

見えない。

僕にはA級がまったく見えません。戸辺先生。

でも戸辺先生は頑張ってください。

応援しています。

でも勝てなくても、それはそれで親近感なので、負けてもいいです。

ところで、勝ち負けは別として、戸辺先生はその人柄とバイタリティで、日本将棋連盟という団体の中では重宝がられている様子。メディアでもよく見かける。実のところ出世コースにいるのかもしれない。よくわからんけど。
posted by ボス村松 at 19:17| Comment(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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