JUDY.jpg 劇団の動画など、ありますよ?
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けつあごのゴメスダイジェスト
P型柔道一門PV
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2019年07月30日

東欧四か国夢紀行6日目(ウィーン)

本日5日目は、シェーンブルン宮殿、美術史美術館を見学してお昼ご飯。その後、自由行動の予定。
われわれ一家四人はこの日の自由行動を、旅行のクライマックスと考えており、日本からはるばる浴衣を母・妹・嫁・俺の四着分持ってきた。
仮装コンサートに浴衣を着て乗り込むためだ。
といっても、仮装コンサートというのは客に仮装しろと言っているわけではなく、
楽団みんながモーツァルト時代の恰好をしているもの。
俺たちが仮装する必要は、もちろんない。
ただ、ヨーロッパのコンサートやレストランにはドレスコードがあったりする。
今回のも、それ。

「コンサートに何を着ていく?」
「着物は・・大変すぎるから、浴衣でダメかな?」
「スバらしいと思います」

そんなやり取りが、お嫁さんと母と旅行会社の間でなされた次第。
浴衣を言い出したのは、母。
英語のサイトを読み解いてコンサートを申し込んだのは、お嫁さん。
世界一音響がいいと言われるウイーンの学友協会ホールには、一度行ってみたかったらしい。
俺はついていくだけの所存。


さて午前中の一発目、シェーンブルン宮殿はでかかった。そして黄色い。
お城が黄色いのは当初、金箔で装飾しようと計画していたところ、予算不足で近い色の金にしたとのこと。
言うてやるなや。

お城はさんざんツアーで見ているのだけれど、部屋の中の見学は、実は初めて。
ここまで温存しておいたのか? 旅行会社も考えてます。

予算不足の黄色という話とはうらはらに、中に入ってみると部屋は金箔でピカピカ。
お金あるじゃーん。豪華じゃーん。
部屋の一つ一つが、美術品だった。
全部の部屋の天井に、天使だか神様だかが空を飛んでいる絵が描いてあり、その中の半分のコーナーには彫刻が立っている印象。
さすがにヨーロッパの半分を600年間支配したハプスブルク家の居城だね。
そして、ヨーロッパに芸術家が育つわけだよと思った。
仕事があるもん。
部屋の一つ一つに逸話があり、モーツァルトがどーたらとか、ナポレオンがどーたらとか。
見終わって、いろいろこの時代のこと、検索かけちゃったよ。


お次は美術史美術館。
美術史美術館は、「ハプスブルク家が集めた美術品の置く場所がなくなったから、新しく建てた物置き」とガイドさんから事前情報があったんだけど、エントランスに入って、何だよ、と。

シェーンブルン宮殿より豪華だよ!

とにかく、こう、込み入った感じが・・、三階(?)まで吹き抜けで中二階があるんだかないんだか、正面の大階段が左右に割れてそこから廊下が始まるわけではなくそこは踊り場で、そこからまた階段があって、踊り場には彫刻。そんなこんなが、俺の「立派だあ豪華だよお」の感想に繋がる。色使いも、白の大理石の中に、黒の大理石をあしらっているのが効いてたんだな(記憶アヤフヤ)。

家族旅行※ヨーロッパ_190730_0092.jpg妹が撮った多分美術史美術館の写真

ものすごい点数の所蔵品の中、有名どころを足早にかいつまんで30分だけ見学。

館内は割に空いていて、部屋の真ん中に椅子があって座れる仕様で、実際椅子は空いていた。
併設のカフェもすごく雰囲気があって、疲れたらそこでお茶するのもいいだろう。
半日はここに留まってみたいと思った。

ガイドさんの説明を、ツアーのみんなと一緒に聞くと、絵が良く見えないので、
ガイドさんの説明を聞くともなく聞きながら、別の絵を見て、一行がその絵を離れると、俺がそこに向かうという作戦が成功した。
すごい近くで見れた。触れるぐらい近づける。
ブリューゲルの絵が世界一の点数というが、この人の絵にはピンとこなかった。同じ年代の人と比べてもすこしヘタなんじゃないの?と思ったりして。

昼食はウィンナーシュニッツェル。薄いトンカツですな。塩味がついていて、レモンでいただく。ソースをくれ。

一度ホテルに帰って、浴衣に着替えて仮装コンサートとパックのホテルディナーに向かう予定になっている。
移動にはトラムと言われる路面電車を使う。ウィーンにはこのトラムやら地下鉄やら国鉄やらが縦横無尽に貼り巡らされている。
オーパーという駅で、ホテルに向かうための1番のトラムを待つ。
このオーパーという駅には他の番号の路線のトラムが3つ停車する。
掲示板を見ると、次、1番のトラムが来るよ・・と解釈できる電光掲示が、現れては1番トラムは現れず、掲示が消え、最上位の座を別路線に譲る。それが繰り返される。
何か不具合があったのか。
来るか来るかと、20分ぐらい立ち尽くす。
その間、係員ぽいベストを着たおじさんが現れて1番来ると言ったり(でも来ない)、おばさんにドイツ語でヤポー(日本人?)何とか、とか言われてからまれたり。
何がどうなっているのかわからない。多分、ダイヤの乱れだと思うんだけど。
ちょっとツアーから外れるとコレだよ。
ついさっき美術史美術館で見た、ブリューゲルのバベルの塔の絵を思い出す。

家族旅行※ヨーロッパ_190730_0087.jpg神の怒りに触れて塔は倒れました

こいつを作ろうとしたせいで、人々の言葉が割れて、意思疎通の困難が生じたのだ。
まったく、いらんことをしたもんだ。

結局1番トラムを諦めて、大通りを挟んで向かい側の62番トラムを使うことにする。
62番トラムの駅につくやいなや、案の定、後にしたオーパーの駅に1番トラムが到着するのが見えた。しかしほぼ同時に62番トラムも現れる。
よかった。
ホテルに着いて、着替え。女性陣の着付けは案外時間がかかって、俺は比較的ゆっくり休めた。

ホテルディナーの最寄り駅も、オーパー。浴衣を着替えた後、トラムを使うか、日和ってタクるか。
また来なかったらやだな。でも、それも旅だぜ。いくぜ、トラムで。

浴衣を着てホテルを出る、歩く、トラムに乗る。問題なく乗れた。
道行く人々が、みんな俺たちの浴衣を見ている気がする。
自意識過剰か。


オーパーには、ホテルディナーの45分前に着く。オペラ座周辺をぶらつく。
フランス人観光客に話しかけられた!
アイラブジャパンとのこと。
肩を組んでこちらのスマホでパシャリ。
ロシア人観光客にも、話しかけられた!
彼の持つ一眼レフのカメラでパシャリ。

家族旅行※ヨーロッパ_190730_0066.jpgアイラブジャパン

ホテルのディナーはちゃんとしたコース料理。
野菜メインの前菜→ロブスターのスープ→仔牛のグリル→ケーキ
うまいといえば、うまい。でも、おおっ、とはならない。
どうしても費用対効果を俺は考えてしまうので、高めの設定には高めの味を求めてしまう。
費用対効果で言うと、ポテチ最高。

ディナーの後は馬車にのってコンサート会場であるところの学友協会ホールへ移動。
モーツァルトかつらを被った女性に、われわれ家族はエスコートされた。
この彼女がけっこうなカワイコちゃんで、割に日本人っぽい丸い顔つき。綾瀬はるかに似てた。
馬車でウィーンを一周して、コンサート会場へ。
浴衣を着て馬車に揺られる。明治の海外視察、大久保利通公といった気分。
ウム、これが欧羅巴か。

学友協会ホールにて。


コンサートはモーツァルト中心の有名曲をくだけたノリで演奏。
少しテンポ早めで演奏したり、演奏中にお客さんに拍手を求めたり。

途中休憩があって、別室でドリンク提供を受ける。ディナーとパックのお客さんはVIP扱いなのだ。
この部屋に指揮者と、歌い手さん、ソプラノとテノールの二人が現れて写真もOK。
一同、カメラに向かったところで、俺がおどけて、オペラ風の発声で「オー」と歌うと、国際的にもボチボチウケる。
テノールのお兄さんにサムラーイと言われる。
浴衣のことを言ってるんだろうな。
我々と同じパックの観光客には「俺は、こんなのを着ているぜ!」と変な日本語Tシャツをアピールされる。
Tシャツには「ヴ」と何でかしらんが、カタカナが一文字大きく描かれていた。
彼らとも一枚。
綾瀬はるか似がまた現れて、エスコート。
彼女に、プリティボイスと言われる。おれのおどけたオペラ声のことを言っているのだろう。
(おれは)グッドカラオケシンガーと答える。

プログラムは後半戦、オペラ曲・魔笛の、夜の女王の独唱、ホホホホホホホホホ、のところで大盛り上がり。
俺もそこで、目が覚めてシャキッとなりました。
お嫁さんはプログラム中、ずっと楽しかったという。よかったよかった。
アンコールが二回あって、終演。
通路を挟んだ前の席の人が一人、スタンディングオベーションに立ったので、俺が二人目として立つ。
三人目、四人目がなかなか現れなかったので、指揮者と歌い手さんには、おお浴衣が立っとるわい、と分かったかな?
楽団の退場の時に、ブラボーと声を掛けてみた。俺だけだった。

学友協会ホールを出て、モーツァルトカフェへ。お母ちゃんが行きたいと言っていた。
各界の著名人がここでお茶をしたという。

トラムに乗ってホテルへ。もう大丈夫だ。トラム。
ホテルのバーでビールを一杯飲んで寝た。なんてことない。

勝ち負けでいえば、今日も我々の勝ちでしょう。








posted by ボス村松 at 19:41| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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