知人に、ボス村松の自転車泥棒のテーマ曲を依頼した。
その知人とは、ヒットチャートを賑わす楽曲を作るプロなので、ちゃんとお金が発生しての「依頼ー受注」の関係となっている。
格安だけどね。
格安で請け合ってくれたのは、「それなりの楽曲でいい」とお願いしたからか、友情か。
友情ゆえとはいえ、案外それなりに作れないものだ。作り手というものは結局、自分の美意識にかなったものしか作れない。
友情に甘えてしまいました。
いい人と知り合えた。
しばらくして、「デモ曲です」といって彼から曲が送られてきた。
面白かった。
そう伝えると彼から「刑事ものとなると、こんな感じかと」クールな返事があった。
「ルパンのテーマがモチーフ?」
俺が聞くと、「とか、聖母たちのララバイとか」と彼。
このもらった曲を、俺もしばらく吟味して、歌詞を考えて、彼に返した。
俺の歌唱する仮歌をLINEで送ったのだ。
彼からは、「承りましたm(__)m」と。
ところで、LINEの彼のアイコンがめちゃくちゃカッコいい。ビジュアル系入ってるで。普段は勤めて気配を消している。
数日後、彼と会う機会があって「すごいおもしろかったです」と言ってもらえた。
愛想ではなく本音とみた。
やった。実は俺もそうだといいなと思ってたんだ。意表はつけると思っていた。歌っていうよりは、演劇的な語りが半分の仮歌だったからね。そんな歌、なかなかない。
・・・。
いや、あるか。半分語りの曲。最近でもカラオケバイトの有線で聞いた。何か月か前に。終活と断捨離を歌ってるフォークソングみたいな歌。
うん。あったね。
とはいえ、プロの眼鏡にかなった、オモシロテーマソングになってます。
近日中とは言えないけど、年明けぐらいに公開できたらと思っています!