自転車泥棒のPVを、役者陣の力を借りて作っている。
昨日はカメラを持って池袋を3時間ほどウロウロした。
人情刑事役の横手くんに「PV作ってどうするんですか?」と聞かれて、
「ツイッターとかに上げて、それを見て面白そうだなと思ってくれた人が、芝居を見に来てくれると…ゴニョゴニョ」と最後まで言えなかった。
修行が足りない。最後まで言えるようになろう。
その時の一枚。
撮影の取れ高、っていうんですか用語としては? その取れ高は今からの編集作業で明らかになることなのでハッキリと言えないところがある。問題は昨日の段取りだ。
段取りは、もっと上手いことできたと思う。ただもっと下手くそなことになる可能性もあった(当社比)。
今後の芝居作りの糧としよう。
段取りを描いた半ピラを、よく、どこだどこだと探して、最後にはどこかに落として無くした。
半ピラではなく、ボードに張り付けて板状にして首から下げておけばいちいちポケットに入れることなく、なくさなかった。
もっといいふうに芸術ができるはずなのに、でもうまくいかないとなると、俺はすぐあせる。
芸術家としての思い入れが強く出るとそうなる。
なるようにしかならないと、バイトするときのような気持ちで現場では立ち回れるといいんだろうけどな。
芸術家でいいのは、お家の中でだけ。
あとは共同作業の現場監督ということを、こころに決めておこう。
自転車泥棒役で、本職が舞台監督の井草さんが、一歩引いたところから、支えてくれた。
あー、本職だと思った。
多分終演まで(時節がら中止になる可能性もあるが)お世話になるのだろうなと思った。
ありがたいことだ。
ケツプリオは痛風が痛そうだった。
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