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2007年08月19日

日出処の天子、一気読み、読了。

前回公演アンケートを集計して、DM名簿を更新しなければならぬ。

使命感に駆られて、集計に必要な一式がそろった彼女の部屋で、仕事に出て行く彼女から鍵を預かり、作業を開始した。昨日のことだ。一式を自分のウチに移して作業をしてもよかったのだが、猛暑である。私の城にクーラーはない。彼女の部屋にそれは、あった。

起床して二時間ほど作業。一休みと彼女の蔵書を手に取る。マンガであるが。

あんまり本棚の奥の方をまさぐると悪いので、一番手前のを取る。

「日出づる処の天子」山岸涼子とあった。

はい、手にとったのは失敗でした。面白い。

仕事をそっちのけにして、マンガ文庫7冊一気読み。これは作業をうっちゃってということでよくないのはもちろんのこと、マンガに対してもよくない。日出処の天子、面白面白いは面白いが・・。そもそもマンガというものは、数少ない例外を除いて、週刊であればその週、月刊であればその月を盛り上げるよう局所局所、扇情的に作られていて、トータルにするとバランスが悪い。というよりも、全てのゲージツ、エンタテイメントは、一気読みのごとき、7時間連続鑑賞仕様に作られてはいないのだ。

さて。

日出処の天子、といえば言わずもがなの聖徳太子が遣隋使に託した一節。このマンガ、ホモっ気たっぷりの超能力美少年の聖徳太子が主人公。ホモっ気のある美青年の蘇我毛人(えみし)とすれ違ったり、天下国家を憂えたりするストーリーである。

前半戦は天下国家、後半戦はすれ違い、というよりは、なりふり構わない聖徳太子のラブアッタックに重点が置かれる。

「前世に私とおまえは一つだったのだ。だから現世で同じ性を持ちながら引かれ合うのは必然」と聖徳太子が主張する一方で、太子に魅かれながらも女もイケる蘇我毛人は、2分の1と2分の1が、合わさって1に戻るのではなく、男と女、1+1=2+α、であるべきだと主張。

愛を抽象化すると、おおむね陳腐になるのだが、ここではこれがギリギリセーフ。私も聖徳太子の情念にページをめくるのが止まりませんでした。が、応援するまでには至らず。相手の蘇我毛人が、いい男の金持ちのボンボンのウッカリさんすぎます。聖徳太子が物部氏とか大伴氏とかを相手取って政治的緊張の間に身を置きながら、その合間を縫って得意の変装であちこち出没して、蘇我毛人の対女人の恋を邪魔するところに、いじましさを感じながらも爆笑(嫉妬で、マヤ恐ろしい子、的な顔が頻出)。世の女の子ちゃんは、これが爆笑ポイントではなく、萌え萌えのところのようだが、もっともなことだと思う。タブーと異性に託すファンタジーはエロの最大のスパイスで、自分が理解する同性のリアルはちょいと萎えるところではあるものだ。


私の劇団、劇団鋼鉄村松のHP
http://www008.upp.so-net.ne.jp/koutetsu/
posted by ボス村松 at 04:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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