第5話「タチャーナ」を公開中!
「ボス村松の外科室」
作画/出演 ボス村松
泉鏡花の短編小説「外科室」がモチーフ。
後日譚と前世の因縁を付け加えた長編戯曲を、
アニメ動画にしています。
全20話予定。
随時更新していきます。

2023年02月03日

恵方巻たべた

お嫁さんは恵方巻が好き。
しかしここ最近、お嫁さんが仕事から帰る時間帯には売り切れているという。

数年前、大量廃棄がやり玉に挙がってから、スーパーは作る数を減らしている。

それならばと、今年は昼間に動ける俺が仰せつかって、指示通りにオオゼキの海鮮恵方巻を調達した。
最寄りのオオゼキは、鮮魚が強い印象がある。
他に、食べ比べてみようと俺が早朝バイトをしているスーパーマーケットのものも調達した。

うまかった。さすがのオオゼキ。
そして、うちのスーパーのも負けていなかった。
よかった。

オオゼキのものは1本サイズを2本購入。(12:00時点)
うちのスーパーのものは、ハーフサイズのものを一つ。
1本サイズのものは売り切れていた。(14:00時点)

時間のズレはUBERをしながら店を回ったため。

***

お嫁さんに手渡すとき、俺は
「やはり、俺たちは恵方巻に、騙されているよ」
と言った。

「なんで。恵方巻おいしいよ」
とお嫁さん。

「こっち(オオゼキ1本サイズ)は、もうわかんないだけど、こっち(うちのスーパーハーフサイズ)のは、これで魚丼よりも高いんだよ」
この時、俺の手にあったうちのスーパーのハーフサイズは、大変ちんまりして見えていた。

魚丼が最強すぎるという話もある。
600円弱であのボリューム、あの満足度。

***

オオゼキのは、イカが利いていた。
うちのは、数の子が利いていた。

おいしかったです。




posted by ボス村松 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月16日

ネコ型ロボット

雨が降った。UBERに雨の日クエストがついた。
でも今日は、お嫁さんとランチの予定があるので、出撃はなしよ。

ランチしゃぶしゃぶ食べ放題に行って、話題のネコ型配膳ロボットを堪能した。
想像よりも、全然愛想がいい。

俺はそのロボを、人間様から職を奪う悪魔のように考えていた。
しかしそのロボは、ネコ型が利いていて、俺の敵視を許さない。
液晶画面の目がきょろきょろ動く。
かわいい。
ネコちゃんなのに、甲斐甲斐しいわ、なんて思ってしまった。

野菜を取りに野菜バーに行ったお嫁さんの近くにネコちゃんが寄ってきた。
何の用?ネコちゃん?とお嫁さんは思ったそうな。
液晶画面を見ると、退避中と表示されていて、ほどなく、お嫁さんと退避中のネコちゃんの脇を、別のネコちゃんが通り過ぎていったとのこと。
甲斐甲斐しい!
俺がその場に居合わせたかった。

しゃぶしゃぶは、いつも通り、たれの味。
ダシは何だろうが関係ない。
豚バラ肉コースなので、肉は豚バラしかないのだが、その豚バラにどの野菜を合わせようが関係ない。
たれの味。
たれの調合がたのしい。
俺の基本はゴマだれ+ポン酢+ニンニク+しょうが。

食べ放題に、いつも通り食べ過ぎて、苦しくなった。

posted by ボス村松 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月06日

土曜日は、お昼に中野四季の森公園に行き、羊肉フェスタに参加した。
お嫁さんが、ラム好きということで、そんなフェスタを見つけてきたのだった。

フェスタは11時開始ということだったが、こちらは俺の仮眠の時間もあり、急ぐことなく12時前に到着。
結果、すごい行列を目の当たりにすることになった。
公園にはテントが20個ほど並んでいるが、どのテントにも行列がある。

傾向としては肉をジュージュー焼いているテントの行列が、とんでもない。
公園を外れて、明治大学まで続かんばかりだ(確認してみると、実際は続いていなかった)。

そういうのを諦めて、比較的何とかなりそうな羊肉「焼き」ではなく、羊肉を使った「料理」のテントに並んだ。
10分から15分ぐらいで、料理にありつけた。3軒並んだ。

1軒目:羊肉の濃厚カレー→冗談だろというぐらい量が少なかった。でもうまかった。お嫁さんは売り子さんに二度見で少なさをアピールしたらしい。
2軒目:シェパーズパイ→量もボチボチ。うまかった。でもお嫁さんが言うには、前にゴートゥーイートで入った高円寺のアイリッシュパブのシェパーズパイの方が印象的だったとのこと。
3軒目:パキスタン焼きそば→大変うまかった。甘い味がするのがよい。パキスタンピタサンド→うまかった。パキスタン煮込み→うまかった。パキスタン揚げ肉まん→うまかった。

総じてうまかった。
私たち夫婦は、木曜日に焼肉を食っているので、豪遊がすぎるという見方もあろう。

家に帰ると、お嫁さんが、楽しかったよありがとうと言った。
俺も、いいえ、こちらこそ。と言った。

***

日曜日は演劇の練習。
台詞覚えのため、脚本を開いて大江戸線に乗っていたら、降車すべき都庁前を通過してしまった。
新宿駅から歩く。
10分遅刻した。まっすぐ歩けば間に合っていたかもしれない。
未だに新宿駅の形にうとい。
素直にグーグルマップを開けばよかった。

期待していたほどには、台詞は出てこなかったが、やる気は見せられたと思う。
出来のよい脚本だと思う。

久しぶりに人前に立つので、お腹ポッコリを引っ込めると家に帰ってから、決意した。
いい年のおっさんが、スリムなのは節制が見えてカッコいい。と感じる今日このごろ。
おっさんは太め残りが多数派だ。少数派に俺はなる。

膝痛でウーバーができないのが痛恨。
カロリー消費と収入増が見込める最高のエクササイズなのだが。

とりあえず、プランクと節食の方向でやっていこうと思う。

posted by ボス村松 at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月30日

29

動画は4秒しか作れなかった。次のジャンプのために、しゃがんだと思いたい。

29の日なので、お嫁さんと氷川台の焼肉屋に行った。
たいへんうまかった。
肉は今まで行った焼肉屋の中で、一番うまかった。
赤身肉が29の日のサービス品だったので、注文したが、ちょどよい脂の乗り。
これが、脂の乗った部位だと、一体どうなってしまうのだろう。
そうですね。
こってり過ぎるんじゃないかな。

レバーは今一つだった。
しかし、ごちゃまぜホルモンは、たいへんうまかった。
今まで焼肉屋で食べたホルモンの中で一番だった。

テグタンスープはまあまあだった。もっと酸味があるといいのかなあ。若干ボヤッとした味。
ユッケジャンスープはいまひとつだった。かなりボヤッとした味。

ネギ塩タンサンドがよかった。
これまでネギ塩タンのネギは、落ちちゃって、ただの飾りになることが多かった。
ネギ塩タンサンドは、ネギをタンで挟んであるのだった。
工夫だ。
タンとネギを一緒に食べることができた。
うまかった。

ごはんが、おいしかった。硬めのいい感じで炊けてた。

お値段も焼肉屋に行けば、これぐらい、という額に収まって、このお店にはまた行くことだろう。
返す返すも、テグタンスープが、もう一味おいしければ、文句なしだった。

家に帰ったのが9時。
食べすぎで、動けなくなって、横になったら、寝てしまった。
もうひと仕事できる時間なので、もったいなかった。
食べ過ぎない。
肝に銘じておく。

posted by ボス村松 at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月03日

ボシュラン

GWだ。
日曜日に巣鴨、本日火曜日には西荻窪を街歩きした。
目的地には、自転車に乗って行く縛りが我々夫妻にはある。
ダイエット中のお嫁さんの運動を兼ねてのこと。

今日のサイクリングは日差し明るく、気温は涼しく、大変気持ちよかった。
ただ目的地で飲み食いをするので、ダイエット効果に疑問符がつくのが少々惜しいところか。

巣鴨では、団子、メンチカツを歩き食いしたのち、ときわ食堂なる飲める定食屋に入った。
西荻窪では、戎なる焼きトン屋、BEER HOUSEなる飲める定食屋を梯子して、ほうぼう屋というブルースが聞ける店でコーヒーを飲んだ。

ボス村松が、巣鴨ときわ食堂に星4.3を、西荻窪戎に星4.5を差し上げる。ちなみに四文屋、かぶら屋は星3.8。コスパ重視です。
ときわ食堂、戎共に、瓶ビールが大瓶なのがよい。
ときわ食堂は特に、ごはんとみそ汁と漬物がうまかった。お刺身定食のお刺身もおいしかった。定食で飲めば、ごはんでおなかがいっぱいになるので、出費が抑えられる効果あり。
戎は焼きトンと、いわしコロッケと、牛もつ煮と、にごり酒と、ナントカサワーがおいしかった。単純に、一品一品が安かった。焼きトン95円、もつ煮290円。ランチ定食500円。

住むなら、巣鴨かな。戎は危険すぎる。
posted by ボス村松 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月23日

吉田のグルメソース

吉田のグルメソースを食べた。
初めて食べた。
アメリカで大人気になって、立志伝中の人物になった吉田さんの作ったバーベキューソースだ。
吉田さんは、テンガロンハットをかぶって、自らが商品マスコットとなっている。
ぱっと見、なぎら健壱みたいに見える。

OKストアで買った。
OKストア安いね。
商品入れ替えのため、ということで、安売りしていたのが、吉田のグルメソースに付け込んだ豚肉180グラム袋。
おお、これは!
一度、食べてみたかったんだよ。
2年前だったか、サムゴーギャットモンティブの芝居で、吉田さんがモチーフのキャラクターがいたんだよ。
兄弟でバーベキューをする芝居だった。
即決でカゴに入れた。
玉ねぎと炒めた。

すげえ甘いな!
さすがアメリカだぜ!

商品入れ替えの理由が少しわかる気がした。
posted by ボス村松 at 00:04| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月21日

オイスターバックス

東武練馬のラーメン屋さん、オイスターバックスが大変おいしかった。

UBER中、店の前を通りかかって、屋号から牡蠣味を押しているのは分かった。
オイスターっていうぐらいだからね。
しかし、それと共に、店ののぼりの中にカプチーノスープと大きく書かれてあった意味は、すぐには分からなかった。
カプチーノというのは、スープを泡立ててあるという意味。
ほほう。
コーヒー味ではないようだ。

このオイスターバックスのラーメンは、フランス料理出身のシェフがその能力全てを、一杯のラーメンに注ぎ込んだモノとのこと。
そいつは、すげえや。
いつかは食べなければなるまい。

そして、いつかは食べなけらばならない…その決意から、さほど時間を空けずに店に入った。
大きく分けてメニューには、ノーマルスープの白と、辛みそスープの赤があるようだ。
俺は白を選び、お嫁さんは赤を選んだ。
運ばれてきた一杯は、器も含めて、大変小じゃれたものだった。
小じゃれた器の中に、なんか、ちまちまと、たくさんの要素が乗っている。

チャーシューがある。
牡蠣がある。水菜ある。
ひき肉ある。
あと何だったか忘れたけど、もう2,3個の要素がスープに浮いていたと思う。

味玉はオプションで、頼まないとラーメンには玉子はない。
俺は注文した。

出てきたものを見て、これも知った味玉の見た目をしていない。
まず、ラーメンの器の中に入っていない。
牡蠣の殻に乗って供せられた。
牡蠣の殻の上の味玉の上に、ソースがかかっている。色はマヨっぽい。

とにかく、まずは主役のラーメンと、一口すすって、声が出た。
「わ、うめえ」
チャンポン麺の魚介とんこつスープってあるじゃないですか? あれの下に濃厚な牡蠣の風味を敷き詰めて、厚みが二重になった感じ。
麺は細麺。
チャーシューは透けて見えるぐらい薄いんだけど、これがしっかりしたお味で、薄さを感じさせない。美味しい。
牡蠣は出がらしなのか、おいしくない。
水菜を始めとする野菜は、濃厚な味の中で、さっぱりとした良いアクセントになっている。
それと、味玉ね。
チーズ味のソースが乗っかってた。
これも美味い。味玉150円。
普通のラーメン屋で味玉は100円。
50円プラスで、このバージョンアップは、赤く塗っただけでザクからシャアザク、スピード3倍になったことに等しい。
そもそもラーメン本体が900円というのが恐縮です。
「こんな凝った食べ物をいただいて、900円なんて、ラーメンみたいなお値段でいいんですか?」
そんな感想を抱いてしまう。
実際に俺が食べているのは、ラーメンなわけだが。

でも、これ、ラーメンなのかなあ。

最後まで、うまいうまいと言いながら、食べて、スープも当然、飲みほした。
お嫁さんの赤の辛みそのスープも一口もらった。
おいしかった。
おそらく俺の食べた、白の海鮮牡蠣スープ(どうやら鯛出汁らしい)がベースに、辛みそを加えたものなのではないか。
おいしさは損なわれていないが、辛みそが加わった分、うん、これは辛みそ味と、オリジナリティからは一歩遠ざかった印象。

店を出るときに、このエッジの利いた味にとても満足していて、明日も食べたいとならなかったのが、弱点なのかもしれない。
お寿司は毎日食べてもいい。
また、一月後に会おうと思った。

posted by ボス村松 at 16:49| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月31日

明星チャルメラ

今、さっき明星チャルメラのチャンポン麵を食った。
袋の裏側の説明通りに作った。
お湯は500ミリリットルでちゃんと計った。
粉末スープもちゃんと先入れした。
麺とお好みの具材を入れて煮た。
説明にお好みの具材と、そう書いてある。
キャベツとちくわ。
すごい美味しいのが出来上がった。
リンガーハットと味変わらないじゃん。
明星やる。
そうそう、刻み葱と、うちの常備菜の豚小間肉の醤油漬けを後から乗っけた。

俺、ラーメン屋始められるんじゃね。

というわけで、究極のインスタントラーメンを作った食品会社の男が、それが市場に出ると商売あがったりと考えた全国ラーメン店主組合のエージェントに狙われるという脚本のアイデアを思いついた。


***


今日は練習日。
役者振り替わりの安田巡査の出番の集中稽古。
くすぐりの台詞の掛け合いが多いので、そこがどうなるか。
演出過多に気をつけよう。
posted by ボス村松 at 11:23| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月21日

痛飲す

木曜日、金曜日と痛飲した。

木曜日は、知人に誘われて西大島駅から歩いて数分の、まぐろ屋かおるちゃん。

5年前、黄金のコメディフェスティバルで敵味方として戦った、乱さんのお店だ。

俺を誘った知人というのも、その関係。

俺からしたら誘われて意外。

「へえ。俺、誘われた」と嬉しく西大島に向かった。

船盛で出てきたお刺身が綺麗。わあ、これはプロの仕事やで。

出てくるお料理、美味しかったように思う。

ただ飲み会というのは頑張って話すのに注力しがちで(上手いこと話せたかはまた別の話)、味は二の次になっちゃうよね。

いや。美味しかったように思う。たぶん。

ただ乱さんが、日本酒だと剣菱が好きというところでは、意気投合。

剣菱、置いてますよ!とのこと。

カクヤスで買うと、剣菱は一升瓶で1680円。

日本酒道もきっと奥が深いのだろうけど、俺は剣菱が答えでいいです。



金曜日は、ゴートーイートだったか、トラベルでたまったTポイント使いに、高円寺のアイリッシュパブ、クルーラカーンへ。

お嫁さんと。

やはりお嫁さんと行くと、話すことよりは、料理を味わう方に注力できる。

大好きな小説、アンジェラの灰の、ダメおやじになった気分で、パイントをきめる。アイリッシュウイスキーもダブルで。

フィッシュアンドチップス、自家製ベーコン、サバの燻製、シェパーズパイ、ソーセージ、マッシュルームのフライをポンポンと注文する。お料理は素朴で盛りがいい。

そしてうまい。

ぼちぼちいい値段するんだけどね。

お店が、本当に外国のパブみたいで雰囲気がよい。

飲めないお嫁さんも、シードルを1本飲んだ。快挙。

雰囲気に後押されたか。

二時間飲み放題のコースがあって、それは3800円とのこと。

ギネスのパイントが1000円なので、飲み放題は超お得だ。

コースは4名様からなので、メンツを集めるのが大変だけど、一度頑張ってみたいと思わせられた。

麻雀と同じだね。

3と4の間が大きい。
posted by ボス村松 at 10:38| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月25日

アフタヌーンティー

椿山荘のアフタヌーンティーに行ってきた。

アフタヌーンティーとはイギリス貴族が観劇前の腹ごしらえに始めたお茶の有り様。

15時ぐらいにアフタヌーンティーして、観劇後22時にディナー。

ちなみに朝飯は10時。

現代の労働者諸君は朝昼晩にごはんを食べるが、それを3時間遅らせると、イギリス貴族のタイムテーブルとなる。

アフタヌーンティーは昼ごはんに相当。

我々夫妻は、末端労働者階級。

今回の試みは、貴族の暮らしのワンカットを体験するもの。

ハイヤーで乗り付けるべきだが、自転車で椿山荘に向かった。

貴族体験は、館内に入ってから。


椿山荘は、いいんだよ。

前に1回行ったことがある。木村王位の就任パーティーで。

お嫁さんに連れられて。

館内がホテルであることはもちろん、レストランでありギャラリーでありショップであり美術館であり、広い庭園があって、レトロでありつつ、モダンでもあり。

飯が超うまかった。

木村王位就任パーティーは立食のバイキング。あんな美味いバイキングは初めてだった。何食ってもうまかった。

今回は、館内の喫茶で、アフタヌーンティー。

三段重ねのお皿が来て、一番上にデザート、二段目にスコーン、三段目にしょっぱいオカズが並んでいた。

正直、味は普通。でも雰囲気ヨシ!

プレミアムモスの比ではない。

ゴージャスはオシャレに優る。

紅茶が美味しかった。

イメージの中の紅茶よりも。

普段、飲まないからね。紅茶。比較対象は、俺の中のイメージとしての紅茶。

俺は紅茶とコーヒーだったら、コーヒーを頼む。

と言って、コーヒーにもこだわりはない。

インスタントも豆でひいたのもいっしょ。

そんな人間が、椿山荘の喫茶で飲む、お紅茶。

あら、ちょいと、個性的な味がするじゃない。

スッキリしてたり、フルーティーだったり、ミルキーだったり。

俺のイメージより、どの紅茶も、クッキリと自己主張があった。

と言ってね、

俺が生まれ落ちた子供の視点で、ガストに行って、ドリンクバー。

これがコーラでございます。カルピスでございます。トロピカーナでございます。と言われたら、

椿山荘の紅茶飲み放題よりも、こっち味にめくるめく思いをするだろうことは、言っておきたい。

でもまあ、俺はもう、子供ではないので、齢49での貴族体験、三段のお皿と紅茶飲み放題をたしなむことは、100回目のガストよりも大変楽しい体験でした。
posted by ボス村松 at 19:29| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月07日

やよい軒がやばい件

やよい軒、やってくれたわ。

久しぶりに食べて感動した。



以前、やよい軒にはまった時期があった。

やよい軒はおかわり自由がウリ。

そして取り放題の漬物が、絶品のうまさ。



サバの塩焼き定食を注文して、サバを食らい、漬物の乗っけたご飯をかっくらう。

これで1杯。

二杯目は、漬物に加え、付け合わせの豆腐もご飯の上に。

三倍目は、漬物茶漬け。サバも少し残しておくことを忘れずに。

行くと必ず、3杯食べた。

うまい。

好きすぎて、この作法をクライマックスとした芝居を作ったこともある。

高橋ギロチンという作だ。

のどかさん、かわいかったなー。また出てくれないかなー(こればっかり)。



お嫁さんと同居を始め、自炊するようになって、足が遠のいていた。

自炊といえば、ご飯を炊く。

やよい軒の、おかわり自由とは、特に競合する。



ウーバーで町中にいて、腹ペコで、目の前にやよい軒。

久しぶりに入ってみた。

おかわり自由。漬物取り放題は変わらず。

そこに、飲み放題の、「だし」が加わっていた。

これで最後、漬物だし茶漬けにして食えというのだ。

そのための追加メニューに、サバの小鉢がラインナップされている。



まず、俺の作法が公式となっていることに、膝を打った。

だよなー。わかってるね!

そして、新たに加わった、だしのウマさよ。

なに、このだし茶漬け!

すする前のイメージの2倍の、味のふくらみがあった。

じんわーり、と、口だけではなく、頭全体に広がる。

サーモグラフィーで、口の中が赤なだけでなく、頭全体が赤になってるイメージ。

驚愕した。

これは、京都の料亭でも、こんなすごい茶漬けは出ない!(いったことない)

料理人を呼べ!(呼んでない)



ウーバーで、タワーマンションに配達していると、そこに住む彼らと生きている世界が違うと感じることも多いが、食ってるものは案外同じな気もする。彼らに、マックやココイチを配達しているのだ。

やよい軒のものも、今日配達した。

ダメだ!

やよい軒は!

やよい軒は、店舗に行って、漬物をのっけて、おかわりして、お茶漬けしなくちゃ!

テイクアウトのやよい軒は、半分もやよい軒じゃない。

玄関先に出てきたお客さんに言いたくなったが、言わなくてよかったと思う。






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2019年11月18日

ストロベリータルト

食った。太った。そんな誕生日の週末だった。

48才になる俺の誕生日。厄年か。11月15日。お嫁さんは、この誕生日にストロベリータルトを作ってくれると言ったのだった。

ストロベリータルト。

それは長く追いかけて、叶わない思い出の味。

そう、あれは・・・。

俺が小学生の頃、母と妹と一緒に、福山に一週間ほど滞在したことがあった。

船員である父の社員寮が福山にあったのだ。

父は航海と航海の間の、陸に上がっての業務を福山でしていたのだと思う。

父が会社に行っている間、私と母と妹は特にすることもなく、母と妹は買い物したりお茶したり。俺は本屋で一日中マンガを立ち読みしていた。

夕方、喫茶店に俺も加わってお茶をした。

そこで俺が毎回、注文したというのがストロベリータルト。

まずはタルト生地があって。その上にスポンジ。その上に薄くいちごとソースの層。その上にムース。その上にソース。その上にいちご。生クリームも乗ってたかな?

おいしかった。スペシャルだった。

タルト生地のモソモソ感(ビスケットほど固くなくしっとり感のあるタルト生地だったと思う)と、ムースのプルプル感。酸味と甘み。

中でもムースのプルプル感がキモで、ふつうのケーキの1ランク上の、ケーキとは別種のデザートと感じたものだった。

パン<ケーキ<ストロベリータルトの順で、パンとケーキの開きと同ゲーム差で、ケーキとストロベリータルト間の開きもあるイメージ。

正直、経年による美化はあると思うんだけどね。

ただ、その美味しさはしばらく忘れて、月日は過ぎて、俺は大人になったのだった。

家では、毎日朝昼晩と食べ物が出てきて、食べることはどちらかというと、楽しみよりも作業に近かったからだ。

大学入学でそれが変わった。

一人暮らしを始めて、食べることが、自動ではなくなった。

お酒も覚えて、食事は娯楽に変わった。

世に、食べ物に関する問いかけで、「もし明日が人類最後の日だったとするなら、その時に何を食べるか」というものがある。

そこで、俺は、ちょっと意外性を狙ってその問いに、ストロベリータルトと答えた。それがキッカケだったように思う。

俺の記憶の、あの味を探す旅の始まりだった。

旅になったのは、おいそれと、俺の記憶のストロベリータルトが、ケーキ屋さんで売ってないことによる。

タルト生地とムースの組み合わせのストロベリータルトって、案外ないんですよ。

ムース部分が、スポンジだったり、カスタードだったり。惜しい所ではレアチーズだったりするのだが、ストロベリームースが真ん中にあるストロベリータルトがない。

お嫁さんと付き合うようになってからは、むしろ、お嫁さんが熱心にアンテナをストロベリームースのストロベリータルトに張った。

索敵能力二倍強。

でも見つからない。

そして去年の、あの事件があった。

お嫁さんの実家の岡山県井原市に行った時の事。

そういえば最寄の新幹線下車駅が福山じゃないか!と、それって思い出のストロベリータルトと出会った土地じゃないか
!と、気づいたわけだ。

俺の記憶を頼りに、お嫁さんのお母さん弟さんを巻き込んでの大走査線が福山に張られた。

だいたいその位置に、そんなような喫茶店はあるようだった。

福山駅の左端から出てすぐのアーケードの左側の店。

屋号は、白ばら。

お嫁さんも行ったことがあるという。お母さんに連れられて、小さい時から。

何だって!

二人は昔、そこですれ違ったこともあるのではないか?

頭の中ではラドウィンプスの前前前世が流れたのだった。

しかも、大走査線が発動した日、明日から、喫茶白ばらは、改装で休業してしまうというじゃないか。

本日は店頭販売だけという、この一点のタイミング。

ギリギリ間に合った。

過去の消えそうな点ひとつと、現在の消えそうな点一つが細い糸でつながるのか、つながらないのか?生きていて、ここまで煽られたことなんて一度もなかった。

♪前前前世〜

前世の話じゃないんだけどね。

お嫁さん一家と店の前に立って、どう?と問われとき、俺は「たぶんここ」と言った。

駅とアーケードと店の位置関係がビンゴ。

店構えは良く分からない。

果たして、そのショーケースにお目当てのいちごタルトは・・・、なーい!

なかったのである。

ストロベリームースのケーキはあった。でもタルトじゃない。

タルトもあった。これは、ムースもなければストロベリーですらない。

せめてタルトじゃない、ストロベリームースのドーム型のケーキを買って帰って食べたら、おいしかった。

記憶の味と同じだった。40年近く経てば、店のラインナップも変わるしな。

いや、この店だったのかなー。そうじゃないのかなー。

現在、そんなモヤッとしたままのそんなストロベリータルトを、俺の誕生日に、お嫁さんが作ってくれるという。

おもしろい。ありがとう。

誕生日当日15日金曜日は、お嫁さんも仕事。すぐ作って食べるのは大変。

行きつけのイタリア料理店じょんのび、と、これまたお気に入りの焼き鳥屋、鳥笑をはしごした。

翌土曜16日は、吉田、田村夫妻主催の芋煮会からの、戸辺教室飲みの予定あり。

そんなこんなで翌翌日曜日17日に、そのストロベリータルトが俺の前に現われたのだった。

お嫁さんも芋煮会に参加したので、その帰りに材料を買って、俺が戸辺教室で将棋を指したり打ち上ったりしている間に、作ってくれたんだね。

その感動の力作がこちら!

ストロベリータルト.JPGいちごは季節じゃないので、1パック1200円!

タルト生地の上にスポンジ(カステラを薄く切って敷き詰めた)その上にストロベリーソース(いちごをミキサーで)。そしてムース(生クリームを加えてゼラチンを合わせて)。その上にソース。そしていちご!

要素は再現されました。俺の記憶スケッチは、いちごはタルトのケツのところに丸ごと乗ってて、その辺りには生クリームのホイップがもしょもしょとトグロを巻いてた気がするんだけどね。

でもそんなことはよし。

タルト生地ってどこに売ってるんだよ!など、お嫁さんが足を棒にして探してくたんですよ。

その日の芋煮会の会場の小金井公園が広くて、探す前段階で相当歩きました。

芋煮会場の最寄りは武蔵小金井とアナウンスがあったところ、正解は東小金井駅。武蔵小金井駅で下りたことにより、東西方向に武蔵小金井ー東小金井間の一駅分多く歩いた。駅から公園までの南北方向も一駅分ぐらいある。

それは足も棒となろうものさ!

そんな努力の味は!


えー、味はおいしかったです。

記憶の味にほぼ同じです!

タルト生地がビスケットみたいに固くサクサクだったのが違うといえば違う。タルト生地がもうちょっとしっとり厚めで、スポンジ部分とシームレスな感じだとなおよかったかもしれないけど、そんなことはお嫁さんには言えません。

感動の最高のお誕生日となりました!

明日人類最後の日だったなら、あなたは何を食べますか?

俺は、湖池屋のポテトチップス、STORONGサワークリームオニオン味を食べます!

生きてると、最高最上は日々更新されていくからねー。

STORONGサワークリームオニオン味、おいしーよねー!!






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2019年11月03日

北赤羽の居酒屋

北赤羽の居酒屋「とりとん」のカレー、やっぱり美味かった!!

お嫁さんの味分析では、フルーツがいっぱい入ってて、ナッツの味がして、クミンの味が強くて、俺が嫌いなパクチーの味もするそうだ。

店長に聞くと、果たしてその通りだった。

おお、お嫁さん、自分の料理の味見をしないのに、人の料理の分析力には長けているぜ。

   ***

前の日のこと、とりとんに行くぞ!と意気込んでいた我ら夫妻。お嫁さんは「職場から近いじゃん」と言って職場から自転車でそのまま行くと言う。俺は「近いかなあ」と思っていたら、案の定当日、お嫁さんは「遠いよ!」と言って店に現われた。俺に遅れること30分。お嫁さんの職場は環七と川越街道が交わる辺りの板橋にある。にしても、北赤羽は近くはない。「赤羽だと思ってたんだよ!赤羽だと近いんだよ!」

お嫁さんが来るまでは、お目当てのカレーと焼き物は我慢して、もつ煮とセロリの白キムチで我慢した。

DSC_0262.JPG もつ煮とセロリの白キムチ

写真はこれだけ。

あとの料理は、手を付けたあと「やべ写真撮らなきゃ」と撮ったもので、美しく撮れませんでした。

店の席についてまず思ったのは、前回ムラマツケツプリオと来店した時とメニューが違う、ということ。冊子のメニューが半ピラ一枚になってるう。シュンとしてしまいました。

遅れてきたお嫁さんにも、そのことを伝えて、早くもガッカリしている俺に、お嫁さんは「だから、あなたは・・」とあきれ顔。

ところが、早速注文したカレーを食ってV字回復。

他、出てくる料理はどの料理も、他の店の同じようなモノよりも、ちょっと美味しい。

カレーの他、焼きトンのチレと、豚バラの煮込みも格別に美味しかった。

   ***

食べてから数日経った今日、思い返して、やっぱりまた北赤羽に行きたいと思う自分がいる。

北赤羽遠いよ?自転車で小一時間かかるよ?小旅行だよ。

旅行の目的にする価値があるのは、ミシュランでは星三つの価値らしい。

なるほどね。

というわけで、北赤羽の居酒屋「とりとん」ですが、

ボスのミシュラン、ボシュランで星三つを獲得しました。おめでとうございます!




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2018年05月10日

ウチにおいでよ

マグロのアラ、北寄貝、イカの塩辛、山芋、納豆からなる海鮮丼を作った。

お嫁さんはそれにけんちん汁を合わせて作ってくれた。

うまかった。

マグロのアラは、近所のマグロのお刺身だけ売ってる小さなお店のもの。

パンの耳的に、結構な量が250円でパック詰めされている。

加熱して食べないと固いよ、とのことだけれども鮮度的には刺身で問題ない。

これが旨い。固いは固いがムグムグしてるのも悪くない。

北寄貝も、生きてたのを自分で捌いた。これもスーパーで250円。

自分で捌くと、きっと洗浄とかが十分じゃないから、味が濃い。

今度、ごちそうするよ。

やはり演出をやるような人間はウケたい欲が強い。

シアターミラクルに行くと、支配人で劇団員の新宿ムラマティ(feblabo)が高確率で料理を披露してくれる。

posted by ボス村松 at 19:08| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月07日

凡人の日記

先日、シャトナーオブワンダーの破壊ランナーを見て、お嫁さん共々20代のころの観劇体験に思いを馳せた。

お嫁さんが、「パンフを取ってあるよ、ピスタチオのパンフですごい気が利いてるのがある」とラックを漁り始めた。

目当てのものは出てこなかったが、ピスタチオのパンフはどれも気が利いていて、シャトナー画伯のイラストとあわせて才気あふれる気鋭の劇団のものであるとの印象を持った。

ピスタチオの解散は、御多分にもれず、岐路にたった劇団員が抜けていくのをきっかけに、ということのようで、お嫁さんは「だから、私にとって佐々木蔵之介は裏切り者ですよ」と言う。お嫁さんは保村大和が一番好きとのこと。そういえば、佐々木蔵之介の後の活躍に毒づいていたお嫁さんを見たことを、思い出した。

そのパンフ群の中に、お嫁さんが18歳で筑波大学で初舞台をふんだ「凡人の日記」のパンフを見つけた。

お嫁さんも30歳手前まで女優さんだったのだ。

「凡人の日記」 武田道哉作演出。

お嫁さんは、大学入学直後の18歳にしてお母さん役を堂々と演じ切り、周囲の驚嘆と笑いを勝ち取った。

「熱が下がらない、心配だわ」と娘を思うお嫁さんのハスキーボイスには実年齢に倍する年輪を感じさせるものがあった。

思えば、実年齢の倍を見せたお嫁さんに対し、実年齢の半分を見せた永田ちゃんも相当なハマりぶりで、「マリはもう死んじゃうの?」 お嫁さんの膝の上で不安がる演技は圧巻であった。

先日バブルがピザの配達に行くと、永田ちゃんがたまたまその輪にいて、あれから20年たって、まだ同じ顔だったとのこと。おそるべし。

武田道哉には悪いが、作品自体に才気は感じなかったと思う。ただ、作演出の武田道哉にしても当時20歳というわけで、その初作演出のタイトルが「凡人の日記」というのは、今思えば、ただならぬ意志を感じるのだが、当時の俺は芝居のタイトルにしては、文芸に寄せようとしてややスベリぎみというか、ソレらし過ぎて、引っ掛かりがないというか。武田道哉の人とナリを合わせてそう思ったものだった。

当時の武田道哉は劇団員名簿のアンケートの好きなモノの欄に「渋いもの」と書く、渋くないところがあった。

   ***

昨日、お嫁さんとラーメンを食いに行った。練馬のみそ膳というラーメン屋。

入ったことのないラーメン屋に行こう、がコンセプトだったので、場所を確認がてら食べログを見たりもして、店の前に立った。

外から見えるお客さんは一人のみ。食べログ評価3.02ということもあって、期待値をかなり低くして店に入った。

俺は魚介濃厚だしみそラーメン、お嫁さんは八丁味噌ラーメンを注文した。

おいしかった。

スープが熱々なのがよい。言うほど濃厚とは思わなかった魚介のだし味がする。魚介だしの味噌スープって、それ味噌汁やんという危惧があるが、ちゃんとラーメン側に来ている。

太麺で俺は太麺が好き。

白髪ネギのシャキシャキ感がとてもよいアクセントになっていた。

おいしかったを連発して店をでた。

もう一つの候補、ラーメンGOTTSもみそ膳の近くなので、店構えを見るだけ見て帰ろうと寄ってみた。

カフェみたいだー。全然ラーメン屋にみえねー。

そして燦然と輝く、ラーメンオブザイヤー受賞の垂れ幕。

「これで店に入って、さっきのみそ膳のラーメンが出てきたら、俺、おいしいって言うかな。すげーフツーって言いそう」

ラーメン屋には期待しないのが、一番のスパイス。

ラーメンオブザイヤーを掲げるなんて、愚の愚の策であると二人で言いながら帰りの自転車をこいだ。

「私なら、おいしくないよ、って看板に出すね」とお嫁さん。

それは、さすがにお客さんが入らないだろう。

「拙いモノですが一生懸命作りました」ぐらいがいいんじゃないかと、俺。

言いながら、ひらめいた!

ラーメン「凡人の日記」

芝居のタイトルだと、いまひとつ光らない文芸風が、ラーメン屋の屋号になると燦然と光り輝いて見える。

お嫁さんも絶賛する。

「私もラーメン屋開くときは、絶対、凡人の日記にする!」

もし、いつか、あなたの街にそんな屋号を見つけたら、ぜひお立ち寄りください。

人のよさそうなオカミさんが脱サラして開いた店です。

ハゲのオッサンが給仕をしていて、そのオッサンは注文の覚えが悪いのでご注意を。






posted by ボス村松 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

メロゴールド

アメリカの底力だ!

アメリカは世界最強の大国だが、その富はお金を右から左にする人間に集まり、中身は空っぽというのが俺の印象だった。

あとスポーツ選手とロックスター、ハリウッドスターが住んでいる。

しかし、違った。

メロゴールド!

グレープフルーツの品種改良版。

全然苦くないけど、あのシャキッとした甘さはグレープフルーツ由来のもの。

まだアメリカでしか栽培してなくて、この時期にしか出回らない。

彼の国の底力を見た思いだよ。

苦いのがグレープフルーツなんだよ。そういう人もいるだろう。

おっしゃるとおり。

俺もそう思ってた。

でも、メロゴールドを食べてごらんなさいな。

あの苦さが、ただの雑味だったことが分かるから。

誰だ? 芝居はちょっと雑な方が面白いと言っている俺に、言ってることと違うんじゃないの?と言う奴は。



そうだねー。

ちょっと違うねー
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posted by ボス村松 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月13日

高清水 新酒 初しぼり出た

去年のちょうど今頃、高清水の新酒初しぼりというお酒を買って、俺の日本酒ブームは始まった。

あまくて、濃厚、アルコール度数高めの本醸造酒。

本醸造酒だからそんな高くない。

冬の期間限定のお酒ということで、それは春と共に俺の手に入らなくなった。

それが、一年めぐって、またこの季節がやってきた。

この一年で俺が出した結論は、剣菱が美味しい。それも高い方の黒松剣菱じゃなくて、普通の剣菱でいいというものだった。

そこそこ高い純米吟醸も飲んだんだけど剣菱がいい。

なんか剣菱が答えな気がしてる。

さて、先週の日曜日、練馬のオオゼキに高清水新酒初しぼりを見つけた。

出たー!

初恋の人とご対面。

二本買った。

急いで家に帰り、夜には練習があるが、まだ大丈夫だろう。5時間ぐらい間がある。飲んじゃえ。

高清水新酒初しぼり、いかがなものか?!

ちょうどタイミングよく鮮魚コーナーに並んでいた北寄貝をさばいてのお刺身をアテにぐびり。

うむ。うまい。

でも、・・・剣菱かなー。

いや、君もおいしいんだけどね。

なんかこう、胸がちくりと痛い。
posted by ボス村松 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月30日

実家からカニ

実家からカニが届いた。お嫁さんと食べた。美味い。

実家の石川県では香箱カニと呼ばれている、ズワイガニのメスだ。

とても小ぶりなカニだが、味はズワイガニより上とされている。

特にカニみそと一緒に甲羅の中にあるアカコと呼ばれる部位が絶品。

あれって、何なんだろう。身でもなし内臓でもなさそう。子供の頃はなんとなく卵だと思っていたが卵は甲羅の外のお腹に蓄えられている。知らないままでここまできた。カニみそを超えるコクとホロっとした食感が楽しい。

その美味に感嘆しつつ一年ぶりのカニを楽しんだのだが、解体しながらの作業はめんどくささを伴う。

昔、森下裕美のマンガで「カニってバカだよね。こんな風に食べる用にパッケージされてさ」という台詞があった。

森下裕美はカニを解体するのが好き。

   ***

出来上がった脚本をプリントアウトして、読んでみた。

こうするとパソコンの画面上で読むよりも、全体の流れがつかみやすい。

おおむね、出来が2割増しされる印象。

これは俺だけかな。

プリントアウトされた俺の新作は、なかなかの出来のように思う。

脚本書きに関しては、少しづつ地味に腕を上げている印象。

この前、中華丼と飲んだ時に、そこは褒められた。

次の作の案はある。

俺の暗黒の配管時代に、理解不能のタフガイと感嘆したMくんをモデルにした英雄譚だ。

その善悪を超えた英雄的行為をそのまま配管の話にすると問題があるので何に移し替えようか。

鉄筋屋さんかなあ。

SFにするぐらいに遠くに飛ばした方がいいのか。
posted by ボス村松 at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月19日

ぽんず

一番好きな調味料が何かと問われれば、ぽん酢と答える。

先日お嫁さんのお友達が九州から遊びに来て、みかんポン酢と梅ポン酢を置いていった。

何れも透明なのが、ただごとではない匂いを発している。

バイトが休みで、お嫁さんが会社が早上がりだった昨日、水炊きを作ろうと決めた。

去年、市販の鍋スープをさんざん試していた時期があって、その時にさんま、いわし、あじなど、青魚を捌いてつみれにすることをよくしていた。今回はさんまが旬ということで、これを投入した。

捌いたのを生のまま一口食べると、うまーい。

ドカベンの岩鬼が、さんまを至上とするのは大変納得のいく話だ。

うちにはカセットコンロがないので、パスタをゆでる鍋(これが一番大きい)に具材を全部入れて、煮た。

結果、つみれの味が抜けた。

スープで煮たときは、お互いの味が相互作用して大変美味しかったのだが、そうか水炊きは抜けるだけなのか。

水め! その無味無臭よ!

ポン酢は、常用しているミツカンのポン酢が一番おいしかった。

みかんポン酢は、ちょっと甘かった。

梅ポン酢は、酸味が弱い分しょっぱさで味を主張。

俺はミツカンの、あの、少しケミカルさを感じさせるようなパンチのある酸味が好きなのだなと再認識した。

それにしても、野菜高いね
posted by ボス村松 at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月06日

デビュー

食べログに、初めて投稿した。

デビューした。

新宿のモツ焼き屋の名店、鳥茂について書いた。

行ってみて、鳥茂について特に語りたい気持ちになったから、投稿したのではない。

飲食をしている友人から、やっぱり食べログの評価は影響大きいと聞いたからだ。

ならば、俺自身が食べロガーになって、彼の店に星五つをつけてやろうと思い立ったのだった。

実際、彼の店のパイナップルバーガーは格別においしい。

特にパテに個性あり。これがうまい。牛100%のごろっと大き目のミンチで作られたパテは、肉食ってる感じが半端ない。

店主は名店ファイアーバーガーで修行した小野伸二似の大宮アルディージャサポーター。

師を軽く凌駕した錦織圭のごとく、この店のハンバーガーはファイヤーバーガーの倍おいしい。っていうか、俺にはファイヤーバーガーはピンとこなかった。ふつうのハンバーガー。

   ***

彼にはゆくゆく練馬にも支店を出してもらって、演劇に理解のある店として俺をバイトに雇ってほしい。

大宮に寄った折には、ぜひ彼のお店、グレイトエスケイプにお立ち寄りください。



繰り返すけれども、パイナップルバーガーが間違いない。


posted by ボス村松 at 11:18| Comment(1) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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