第5話「タチャーナ」を公開中!
「ボス村松の外科室」
作画/出演 ボス村松
泉鏡花の短編小説「外科室」がモチーフ。
後日譚と前世の因縁を付け加えた長編戯曲を、
アニメ動画にしています。
全20話予定。
随時更新していきます。

2023年01月15日

よかった

バンクバンレッスンの脚本を覚え始めた、ていうか、覚えられない。
ただ、まだ時間があるので、切迫感がないのは、よい。

ただ、皆が一様に嫌う台詞覚えを、俺は嫌わず、だらだらと本を眺めていることができる。
これは長年演劇を続けてきて、獲得した技能で、最初から好きだったわけではない。

だって、なかなか覚えられなくて、まどろっこしいんだもん。
そこを、なんで、覚えられないんだ?とイラつくのではなく、覚えられないんだから仕方ないと受け入れたら、楽になった。

覚えられないんだから役者はやめよう、とするのが最善なのは間違いないところ。
しかし、次善の策ではあるだろう。

***

ただ、今回いただいた自分の役の台詞が、その一発目で、どうにも覚えにくいのには参った。
言い回しが、素直に出てくるものと、微妙にズレている。

お嫁さんに「この台詞が覚えられないんだよ」と言ってみた。
もしかして、この人はサラッと覚えちゃうのかな?とハラハラして様子を伺ったが、彼女は数回台詞を繰り返して、

「ああ、これは覚えづらいね」

と言ってくれた。
よかった。

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2022年12月12日

4日目終了。終演。

終わった。
「超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸」はつつがなく終演いたしました。

4日目はマチネ、ソワレともお客さんにバレるような失敗は0に抑えて演技ができた。
加点の喜びはないが、失点の悲しみを味わわずにすんだ。

大きな笑いは取れなかったが、クスクスぐらいのものを何点か回収した。
クスクスでも何でも、俺には簡単なことではないので、手ぶらよりは何倍もよい。

久しぶりに人前で演技なんてことをしたことになる。
ただその裏で、いつかに向けた自作自演の一人芝居の台詞覚えは、ずっと続けていた。
それが今作に向けての準備になっていたように思う。

5月に阿部くんのお芝居に客演するので、今作で学んだことを生かせればと思う。

■相手の台詞を含めて、台本は覚える。
■難しいことはやらずに、覚えた台詞を、舞台の上に置いていく。
■今喋っている台詞に気持ちを全部預けず、余白を作って、そこに次の台詞を順番待ちさせておく。
■やばいと思ったら、ゆっくり喋って、やりすごす。

逆にいうと、今までこれらをやっていなかった。

***

回収されたアンケートやSNSの書き込みを見ると、今作のお客様満足度は当社比で、大変よくできましたの部類に当たる。
中でも脚本に対する評価が高い。俺の脚本でこんな評価は出ない。
一方で動員は惨憺たるもので、ワーストの部類に当たる。

今作で新宿ムラマティに演出を預けたバブルムラマツも、やっぱり作演出やりたいなあとつぶやいている。
さてどうしたものか。

***

劇場に足を運んでいただいたお客さまには、大変ありがとうございました。
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2022年12月10日

2日目終了

笑いは取れませんでした。
一方で、意味のある物語も展開されている訳で、そっちの方がどう受け止められているかは、お客さんに直接聞かないと分からない。
へこむのはまだ早い。

***

村松かずおと、ムラマツケツプリオと会って喋った。
まず、健康診断の話から始まった。
年を取るというのは、こういうことなのだ、と思った。

***

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
TIMETABLE:(※全7ステージ)
2022年12月
8日(木)20:00
9日(金)15:00/20:00
10日(土)12:00/17:00
11日(日)12:00/17:00
※受付開始・開場は開演の30分前。
チケットのご用命はコチラ





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2022年12月09日

初日終了

初日終了。
温かいお客さんに恵まれて相当にウケた。
座組内で「ラッキーパンチだ。これを追わないでいこう」と確認が入る。

俺個人のスタッツは、以下の通り。
笑いを取る/5(イメージ)
笑いをアシスト/2(イメージ)
物語の役割を果たす/よくできました(イメージ)
芝居を止める重大なミス/0
明らかなカミ/1
出ハケ間違い/1

自分の思う最高のドライブライン(すごい細い)を追わずに、ゆったり構えて演技するというチャレンジは、40点。
ドキドキしながら舞台に立ちました。
それでも、今までよりは少し、ゆったり構えられたように思う。
勘違いかもしれない。

***

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
TIMETABLE:(※全7ステージ)
2022年12月
8日(木)20:00
9日(金)15:00/20:00
10日(土)12:00/17:00
11日(日)12:00/17:00
※受付開始・開場は開演の30分前。
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2022年12月08日

教育的効用

小屋入り二日目。
場当たりという名目で、こってりと返し稽古をした。
場当たりで役者の演技に触れた分、スタッフのテクニカルな部分は押している。

というわけで演出さんが劇場主という特権を生かして、演出さんは劇場で今も残業中。

演出、兼、劇場主の名は新宿ムラマティ。
彼はそれだけにとどまらず、演出でありながら、照明、舞台美術、衣装、宣伝美術、小道具、etcを兼ねる。
そのどれもが界隈の玄人レベルなのだから、恐ろしい。
演劇マシンだ。
オーバーワークぎみであるのは見て取れてしまうのだけれど、それが新宿スタイル。
魅せてもらっています。

***

さて、新宿ムラマティ演出のバブル脚本は、バブル演出バブル脚本より、それぞれの役に焦点を割り振る感じのように思える。
新宿さんは元来が会話劇が好きな人で、会話劇というのはどセンターの主役を据えた物よりも、群像劇が多い。
全体の平均値を上げたい派なのだろう。
バブル演出はもっと焦点を絞る印象。
一番カッコいいシーンをカッコよくするために逆算して、あとは泣いてくれという感じ。

古いお客さんが、この演出の違いに、どういう印象を持ったか、終演後、聞いてみたいものだ。

***

さて、この公演は(も)、客席ガラガラが確定いたしました。
俺自身はガラガラ上等、何なら一桁の客席もイケるクチなんだけど、それが辛い役者さんには辛い闘いになるだろう。
客演さんには申し訳ない。

我々は本当に、全く、お客さんを呼べなくなった。
仕方ない。演劇雑誌のヘッドラインを飾る訳でもない古参の劇団は、おしなべてダメな劇団に見えるものだ。
我々は相当に古い。
でも小劇場において、面白さとお客さんの入りは、そんなに比例しない。そう思ってる。
認識が甘いのもしれないが、俺は俺を諦めていない。
おおむね諦めているのだけれども、心の一番深いところでは、諦めていない。

いや、違うか。諦めているのか。

ただ、諦めながらも、まだ演劇にしがみついている自分が、バカバカしい悲喜劇の主人公のようにも思える。
主人公ゲト。すごいじゃない。
そんな感じでニンマリしている。

現実は動かしがたいが、解釈は自分にゆだねられている。
解釈こそ、演出家の本分。

「物語なんて解釈次第で、どうとでもなる」

これこそ、演劇の教育的効用の一つではないか。
自分の人生を、戯曲のようにとらえる。
自分の生きやすいように解釈する。
コミュニケーションツールだけが、教育的効用ではない。

***

客席はガラガラ。それは確定。
一方で、「え?見に来てくれるの?」という友人から本日「見に行きますよー」という連絡が入った。
なんで?

ガンバリマス。

***

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
TIMETABLE:(※全7ステージ)
2022年12月
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9日(金)15:00/20:00
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2022年12月06日

はぐれなんたら純情派

小屋入り初日。
昼間は仕込みを手伝って、夜は仕込み中の劇場を離れて公民館で稽古。

早回しの稽古を二本やって、演劇は台詞の順番がきたら覚えた台詞を喋る形式であるという、根本を再確認した。
もっともっと台詞が体にぴったりになれ。
気負わず立つ。基本は棒読みだ。
あとはその場の自分の天才(天から頂いた分の才能。際立っているという意味ではない)に任せる。

***

日本代表のW杯がベスト16で終戦した。
給料を貰っているところとは別口の戦いで、そこに一番の心血を注ぐサッカー選手の純情は、ステキだと思う。
子供の頃からの夢、ワールドカップ。

プレッシャーもすごいし、休みも少なくなるし。
何の罰ゲームかと思うんだが。

クロアチア戦、最後のPKは立候補制で、立候補を問われて5秒誰も手を上げない時間があって、南野選手が手を上げたという。
PKに行きたくないというその気持ちというのはよくわかる。
そんな責任、背負えない。
しかしその段でいくと、日本代表選手になる、ってこと自体、PK戦に向かうようなものの気が、俺にはする。
プレッシャーの程度の問題なんだろうけど。

***

何も代表してないけど、同じような純情を以て、あさってから新宿で演劇します!

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
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2022年12月03日

やりなおし

今日通し稽古をした。
おかげさまで自分の役の指針は定まったが、台詞の出は悪かった。
ここ2,3日、衣装を探しに出たり、ラジオに出演したり、サッカーの勝利に酔ったりで、稽古場以外の自主練をサボり気味だったからだ。

一度、覚えた台詞も忘れていくのが、俺のクオリティ。
泣くことはせずに、できることをやっていこう。
忘れたら、覚え直すだけ。
さぼらず、じみちに、こつこつと。

とはいえ、サッカーのスペイン戦は、おもしろかった。
ボールの保持率が日本2−8スペインとは。

一昔前は日本には守備の文化がないから、ポゼッションを基にしたサッカーをするしかないと言っていたのだが。
すっかりカウンターの国になりました。

***

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
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2022年11月27日

こんどこそエドハリス

今日も練習。
決めた。もう、エドハリスだ。

いや、エドハリスを目指すと最初から言ってたじゃない?

うん、そうなんだけどね。

演出を受けたり、台詞の出やすさを考慮したりして、こっちだろう、あっちだろうと演技がウロウロしていた俺だった。
しかし、今日、「2,3の例外以外のリアクションは基本ポーカーフェイスで」という演出が入った。

エドハリスじゃん。

もう逃げられない。もう迷わない。

***

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
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2022年11月26日

1回くらい

なんか台詞覚えに、新しい感覚があって、これは新しい道が出来たのかどうか。
今回のお芝居の本番に立って、その成否は明らかにされる。
新しい感覚というのは、思い出しながら、ゆっくりしゃべる。
これまでの30年間、台詞が難しいところも、理想のスピードで突っ込んでクラッシュしていた。

それが本当に新しい道なのか、さらなる迷宮への入り口なのか明らかになる前に、客演のお話が来た。

受けちゃった。

劇場が下北沢ということに、反応しちゃった。
今まで1回も下北沢で演劇したことがない。
観るばっかり。
1回くらい立っておくか。

そういうことでした。

***

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
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2022年11月25日

主演の

今日も練習。
台詞の出がよかったので、いい練習だった。
そこで出てきた演技が、演出さんと齟齬することも、そんなになかった。
「この役なら、こうなるでしょ」の理想を横において、力を抜いた体で、台詞をトチらない優先で、安全運転ができた結果だと思う。

本番に向けて、展望が開けたぞ。

主演の佐々木くんがスゴイ。
稽古半月で、ものすごい量の台詞を、ここまで覚えて、ここまでの演技に持ってこれるのか。
たいへんなものだ。

佐々木君は今回、初めて知り合った客演さんということで、よくぞあなたが、この芝居に引っかかってくれた。と大変ありがたい話だ。

***

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
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2022年11月24日

先生みたいに

昨日の稽古場はうまくいかなかった。
台詞が入ったような気がしたので、「こうやってやろう」と作戦を持って、稽古した。
それでは、今までと同じ。

「こうやってやろう」なしで、台詞が一番出やすい体で、稽古する。
できることを、できるだけ。
稽古の回数を重ねれば、できることも増えてもいこう。
よしんば、それが足りなくて、やりたかったイメージまでたどり着けなくても、それは仕方がない。
理想を求めて大クラッシュするよりは、いい。
60点で収められれば、脚本の出来の良さが何とかしてくれる。

そして「こうやってやろう」を見据えて演技をすると、体が強張る。
体が強張れば、台詞が出にくくなるし、体が強張っている役者が、一番へぼく見える。

すっと立つ。
すっと立て、俺。
のどかさん先生みたいにだ。
横手くん先生みたいに、と言い換えてもいい。

***

サウジがアルゼンチンに勝って、わらった。
日本がドイツに勝ったことには、さらに大笑いした。

もっと日本ードイツ戦の記事が読みたい。
もっとくれ。
三苫はなんで、インタビューで、あんな仏頂面だったの?
やっぱり、もっとドリブルで仕掛けたかったの?

それでも、さすがは号外レベルの大金星としたもので、羽生さんが王将戦の挑戦者に決まった記事よりは断然多い。
羽生さん王将戦挑戦権獲得の記事をもっと、読みたい。
もっと、くれ。

作・バブルムラマツ/演出・新宿ムラマティ
TIMETABLE:(※全7ステージ)
2022年
12月 8日(木)20:00
9日(金)15:00/20:00
10日(土)12:00/17:00
11日(日)12:00/17:00
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2022年11月21日

1点げと

今日は台詞の出がよかった。
やりたいことを減らして、力を抜いてシーンの中に入っていったのが良、かったのではないか。
相手の台詞もよく聞けた。
次も、そうやってみる。

気分がよい。

***

TIMETABLE:(※全7ステージ)
2022年
12月 8日(木)20:00
9日(金)1ア545ア5:00/20:00
10日(土)12:00/17:00
11日(日)12:00/17:00
※受付開始・開場は開演の30分前。
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2022年11月20日

ガツニンニク炒め

稽古した。
体に台詞が入っている感を感じられるのはうれしい。それなのに、けっこうトチったのが残念だ。

状態の上がってきている共演者もいて、負けたくない。

ここは、負けたくない、で止めておくのが重要。
しばしば俺は、負けたくないに留まらず、勝ちたいまで行っちゃって、やりすぎる傾向が強い。
我慢我慢。

もう十分ベテランなので、人間が成熟したところを見せていきたい。

***

先日火曜日、お誕生日にお嫁さんに池袋でおごってもらった。
磯丸水産→爆弾焼きを持ちこんでカラオケ→ホルモン屋と梯子した。
その他にも、服を買ってもらった。コートとセーター。
コートはすでに主戦力として毎日着ている。

金曜日、練習がなかったので定例の週末パーティーも開催した。
中2日でパーティーだ。痩せる気が疑われる。

大山の中華料理店「末ッ子」で餃子2枚、広東麵、ガツニンニク炒め、焼き豚、チャーハン、鶏皮とキュウリの和え物をキメた。
末ッ子は、行く度に、やっぱりちょっとおいしいなあと感心する。
普通のお店よりちょっと脂ッ気が多い気がする。チャーハンがそう。
ガツニンニク炒めは、ここでしか見ないメニューではないか?
俺の知っているガツは、硬くてちょっと臭い、という印象だが、ここのガツはやわらかくて、旨味がある。あっさりシマチョウという味わいだ。

本番までに65キロにするぞ。

体重計に乗ったら電池が切れていて今の体重はわからない。

***

TIMETABLE:(※全7ステージ)
2022年
12月 8日(木)20:00
9日(金)15:00/20:00
10日(土)12:00/17:00
11日(日)12:00/17:00
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2022年11月18日

無い袖は振れん。

二日間、脚本とにらめっこして臨んだ稽古場。
練習の成果は、まずまず出せた。
稽古場で相手役を前にして、台詞が出やすいリズムの体になっていた。
これでいこう、と思った。

リズムで喋ると意味がないがしろになると言われるが、リズムがないと、そもそもの台詞が出てこない。

この日の稽古場も、稽古後に居残れる場所だったので、演出家さんや他の役者さんたちと意見の交換をした。

そこで、今日の俺は、まだ足りていないということが判明した。
足りてるんじゃないかなと、ひそかに期待していたのだが、そうではなかった。
内心、これでいこう、と思ったのが、これでいっては、ダメなのだった。
あー。

軍の親玉を演じるに当たって、もっと硬質な雰囲気が欲しいとのこと。
俺なりに意識したエドハリスが、全く足りていなかったようだ。
ちらっと、ボスは何をやってもボスでしかない、みたいな言葉も聞こえた。

まあ、基本そう思ってやっているから、正解です。
はたから見てそう見えているんだから、間違いない。
自分的には、だいぶエドハリスを入れたつもりだったんだけどなー。

ボス村松と違うのをやれ、ですか。

だから、それがエドハリス。
もう、スパイスとしてエドハリスを入れるんじゃなくて、エドハリスになれという演出であると理解した。

「私はエドハリス」
今ボス村松さんは、北島マヤばりに、目が白くなりましたよ。

台詞回しも、やっぱりシンゴジラレベルの、「立て板に水」感がほしいようだ。
厳しいことを言う。
俺、昭和の8ビット機やで?

確かに最初に「シンゴジラみたいに」とは言われていたけど、それよりは、まず、その場の心情優先で組み立ててよいという話があった。
そこで俺は、一旦シンゴジラをリセットしたんだけど、やっぱり最終地点はシンゴジラなんだってさ。
そらそうだ。
「シンゴジラはなしで」という話は聞いてないもんな。
放っておいたら、人は楽な方に行くね。

でも、俺はいきなりシンゴジラをやらないよ。
返し稽古で、うまくいく時もあるかもしれないけど、その時、絶対頭の中は、ワーニングが鳴り響く真っ赤な状態だ。

これ、よくない。
これ、つみあがらないやつ。

実のところ、これまで俺は、常に、頭の中に警報を鳴らしながら役者をやっていた。
台詞を覚えられていた(覚えずともテキトーに演技ができていた)最初の2年ほどは別として、覚えられなくなってからの30年間は、ずっと真っ赤で、ここまできました。
そら天下とれないわ。在野だわ。

ワーニングが鳴らないところで、つみあげていく。
今回こそ、それをやる。
そろりそろりと、アクセルを踏んで、スピードを上げていく。
最終的に速度がでなくて、演出さんに諦められたら、その時は、その時です。

演出家さんも、ダメなら、別のを考えると言っていた。

無い袖は振れん。
そんなきもちで。
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2022年11月17日

エドハリス

さて、二日休みがあっての、稽古だ。
前回稽古後に、話をする時間が作られたので、役者は演出への、演出は役者への理解が少し深くなったように思う。

その理解を生かすべく、この休み二日間、脚本とにらめっこした。
今日の練習で、その成果を出す!というと、またいらない力が入るので、ふつうに、ちわっすと言って稽古場に入ろう。

あと、洋画を見て、エドハリスが軍人の親玉を演じていたのに、出会った。
意味ありげな無表情で戦況を見ていた。
今回俺に振られた役も、そんなような役だ。
バブルは、こういうのを念頭に置いて脚本を書いていたのかと理解した。

洋画自体を見るのがものすごい久しぶりだったので、アクション映画というのは、こんなにアクションばっかりなのかと驚いた。
面白かった。
ザ・ロック。
主演はショーンコネリーとエドハリスニコラスケイジ。

posted by ボス村松 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月16日

6秒

今日もウーバーに行かず、ビールも飲まなかった。
焼酎は飲んじゃった。
動画は6秒分作った。
試行錯誤が多かった。

劇団の本の読み合わせをした。
演劇の読み合わせは、動画の録音とは、やっぱり違うね。
特に声の張り方が。
マイクを前に、こんな声を出したら、録音レベルが振り切れちゃうよ。
張りすぎ、という説もある。
でも、そういう脚本なんだもん。

バブル作の再演の脚本を読み合わせしたのだった。
こんなによくできた本だったかな?と思った。
考えてみると、初演時は、稽古始めに10ページ分渡されて、稽古しながら、逐次上がってくる形式だったので、内容よりも台詞覚え。いいから、はよ脚本よこせ、という気持ちだった。
いや台詞覚えの悪い、俺が悪いんですよ。
世間的に稽古始めに10ページあるのは、まずまずといったところだろう。

posted by ボス村松 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月07日

グレート

かつてグレートニュームラマツと呼ばれた男がいた。
先日、ひっそりと劇団を退団して、ただの男(TDO)に戻ったわけだが、俺はそのTDOとバイト先が一緒なのだった。
TDOはサブリーダーで、俺はヒラ。バイト歴は俺の方が長い。
というか、俺がTDOにこのバイトを紹介した。

今日の朝、退団をネタにしてバイト作業した。
10分ほどだが、楽しく話した。
「まあいろいろあったけど、主役もいっぱいやったし、青春の1ページとしては、悪くなかったよな」と俺。
「お、おう」とTDO。
お、おう、だってさ。

今後シフトのかぶっている日は、部下としてTDOに尽くしていこうと思う。

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2022年03月21日

全盛期

ボス村松のマヨネーズの第一稿が上がった。
いえーい。
この脚本はまずは一人芝居から始まり、やがて二人芝居、三人芝居になっていく。

同じ場所同じ時間の一つの出来事を、まずは最初、一人で演じる。
次に、もう一つの視点を加えて、二人芝居にする。
最後に、もう一つ視点を加えて三つの視点の三人芝居にする。

同じメロディが繰り返され、楽器が一つ一つと加わってくるラヴェルのボレロがモチーフだ。

最初の一人芝居は去年に書きあがっていた。
この一人芝居だけでも話は完結しているので、一人芝居の台詞覚えに精を出して、続きはまた明日となっていた。
ボス村松の外科室のお絵かきに、より熱を入れていたのもある。

このボス村松の外科室というのは、戯曲賞に応募して落選した脚本で、未上演。
自分の手で芝居にするのもいいけど、役者を募って演じてもらう代わりに、自分で絵を描いて自分でアテレコしてアニメ化(?)することにした。
すごい手間がかかる。

ボス村松のフィンランド式という未上演の脚本もある。
依頼があって、よその劇団に書き下ろした作であるが、新型コロナ下で公演中止。
俺の手元に戻ってきた。

そのフィンランド式を読み返す機会があって、推敲、改訂を加えた。
推敲改訂の作業中は、頭の中で作品が上演される。
マヨネーズも完成形も見たくなった。
それで続きを書き始めて、今日、完成した。
傑作かもしれん。
勘違いだろう。

未上演の脚本が三作ある。
どうしてくれようか。
ともあれ昔よりは脚本が書ける。
全盛期到来だ。
20年遅かった。






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2022年03月15日

公園

本日は、早朝スーパーマーケットバイトの有給消化の日。
普段はバイト終わりの時間に、のそりと起きた。
お昼まで、「脚本が書けない」をやって、睡眠十分のはずなのに、眠くなってソファにゴロリ。
14時になって、これではいかんと、公園に出る。

一人芝居のおけいこをしつつ、脚本のアイデアが降ってくるのを期待した。

公園での一人芝居のお稽古であるが、ジョガーが脇を通る分には、ショーマストゴーオンの精神を保てる。
今日は目の前に、少年少女が大挙して現れて、サッカー教室が始まった。
演技を中断して、そそくさと場所移動する。
再開するも、少年少女たちが気になって、やや集中のかけたお稽古となる。
サッカーボールが足元に転がってきた。
蹴り返す。
ボールはあっちの方向に飛んでいく。

脚本のアイデアは、ほんのちょびっと降ってきた。
それでもありがたい。

近所のホームセンターに行って3mの角材を12本買う。
部屋の寸法に合った棚を自作するのだ。

posted by ボス村松 at 21:39| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月28日

本日本番

昨日はケツプリオと今日参加するイベントの出し物の打ち合わせをした。
打ち合わせ自体は30分で終わって、その後、世間話をしたのだけれども、声を張った世間話になった。
明らかに二人供、まだ見ぬお客さんを想定していた。
ほほえましい。
ご近所の迷惑にはなったかもしれない。

終電間際にケツプリオの部屋を出て、乗り換えを失敗して、池袋から練馬まで歩くことになった。
ボス村松のマヨネーズの台詞を回しながら歩いたので、練習になった。一本通した。逆に幸いした。

今日、朝起きると、イベント当日。
すこしドキドキする。
テレビを点けて、ウクライナのニュースに新しいものはない。
ウクライナばっかり注視していると、ウィグルの人に悪いような気がしてくる。スーダンの人にも。

お嫁さんが仕事に出たのを見計らって、ボス村松のマヨネーズを一本通す。
台詞を回している最中に、「コレ面白いのかな」と疑問が入ると、途端にフワフワしだすので、確信をもって演じるべし。
その確信は、案外、「俺は面白い」「俺なんて面白くない」のどちらでも構わない気がする。
迷いがないことが大事。
「俺なんて面白くない」に「けど、やる」をつけた気持ちで臨んだ方が、状況への対応範囲が広い。
こっちでいこう。

面白くないと確信しているものを見せられるお客さんはたまったものではないが、台詞の第一声を発するまでは、俺も面白くあって欲しいと願っているし、相応の時間は費やした。
こちらの心を落ち着けるための方便なので、ご容赦願いたい。

あと3回ぐらいは通して本番に臨みたい。

***

「U3シアター#01」



posted by ボス村松 at 10:41| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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