プリズンブレイクイメージ.jpg 新作情報
 「ボス村松のプリズンブレイク」
 2020.7.24(fri)-25(sat)
 @新宿シアター・ミラクル
 2500yen
  

2020年09月29日

シアトロン2参戦

シアトロン2に参戦した。

枠は30分。

10分はボス村松のバカンスをやるとして、残り20分をどう埋めるか。

とりあえず、口でズンズンチャッチャッ言って、ラップをかましてやった。

シアトロン2は無観客配信の演劇フェスティバル。

スタッフさんは、ぽっかーん、だった。

♪ボス村松のビッグショー ボス村松のちくしょー ボス村松の百姓 ボス村松のピンク色ー ちくしょー 百姓 ピンク色ー 畜生 百姓 ピンク色ー  パラッパ パラッパ パラッパ パラッパ DAT MBA ICU TIM 俺についてこいよ みんな一緒に行こうぜ ハイスクールダンジョン始めるぞ

案外、テキトーに度胸よくできた。

結局、やっぱり普通に演技するのが難しい。

ボス村松のバカンスも、もっとテキトーにできたらよかったんだけどな。

緊張してるようじゃ、まだまだだ。

しくじる姿を見せつけるつもりでやらないと。

あとは、いつものお便りコーナーをやったら、30分になった。

全部が終わって、逃げるようにカメラから外れると、

見ていたカワイコちゃんから、すごかったと嘆息がもれた。

ポジ、ネガ、両方の意味が含まれていたように思う。



そのあと、即興演劇に参加。

シアトロン1の時よりは、まだ、やれた気もするが、終わってから思いつくことは多い。



常在戦場の演劇人として、いつでも自爆スイッチを押せる人でありたい。

そんな演劇人になれるよう、精進だ。

もしくは精進なしで、天才になる。




posted by ボス村松 at 10:21| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月09日

それかあ

リモート将棋をした。

ディスコードなる通信アプリで喋りながら、首謀者のMさんがプログラミングした(!)将棋アプリで将棋を指す。

Mさんは、劇団鋼鉄村松の芝居をよく見に来てくれる。

この前の芝居も見に来てくれた。

将棋をしながら、芝居の感想を聞いた。

SNSという名の世間に、聞こえてくるところでは、おもしろかったの声を複数もらえてたので、自信になっていたのだが、

Mさんには通用しなかった。

Mさんは、バブルムラマツ派で、俺の芝居への点は辛い。

ボスの芝居は分かりにくいとのこと。

この前の短編集は、俺の作としては分かりいいかと思っていたのだが、そうではないという。

そのうち、屋代秀樹の積尸気冥界派と、ボス村松のエピローグは分かりやすくて楽しかったと言う。

????

屋代秀樹の積尸気冥界派は、短編集5本のラインナップの中では、相当不条理。

筋はあってないようなもの。

ボス村松のエピローグは、全編とおして見た後の、追加注文みたいな内容。

そこまでが面白かったら、面白く観られるだろうし、つまらかったらつまらなく観られちゃいそう。

Mさんのスイッチが分からない。

飯の時に、お嫁さんにそのことを話すと、いや、あの短編集にも分かりにくさはあるよ、と言う。

まあ、それぐらい分かってくれって態度もアリだと思うけど。とのこと。

「あなたのお芝居は、時間が飛ぶじゃん。回想に入ったり。未来に飛んだり」

それ?

そこ?

そうか。

屋代秀樹の積尸気冥界派も、ボス村松のエピローグも、時間が順方向で、飛ぶこともない。

それかあ。


posted by ボス村松 at 14:04| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月05日

変数X

飲みすぎた。

口がウンコのように臭い。

芝居のことを考える。

脚本の出来に、変数Kを設定する。Kは全て影響するが、それだけが決定的なものではない。

出演者数にはXを当てよう。Xはお客さんの数にも関わる、お客さんの数が多くなれば役者のやる気が上がるが、Xが大きいと一人当たりの台詞が減り、役者のやる気は下がる。演出の難易度もあがる。

前述の出演者の実力には、変数Yを当てる。各人の能力は数値の大きい順にY1、Y2、Y3・・Yx

演出の能力は変数E。

制作のマネジメント力には変数S。

最終的な芝居の出来栄えはD。

D=K*(Y1+Y2+…Yx)/X*(S+E-X)*1/2Y1

なかなかバカバカしくてよい。

次の脚本は経済学者を主役にしよう。


posted by ボス村松 at 21:38| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月27日

屋代秀樹の積尸気冥界波

屋代秀樹の積尸気冥界波について。

表題作「ボス村松のプリズンブレイク」を読んでもらって、それを素材に短編を一本書いてもらえないかな?と、

日本のラジオの屋代秀樹くんにお願いして、出てきたソレを

俺が演出として料理したもの。

公演を終えて料理してやったぜ、という気持ちもないではないが、演劇において役者の力というのを思い知った。

***

積尸気冥界波は、プリズンブレイクで、床屋と死に別れた妻のカズヨが、別の星に生まれ変わって、再び巡り合うのか合わないかという話。

屋代秀樹くんの脚本では、床屋が男、カズヨが女と表記されてあった。

女はダブルキャストでいきましょうというお題を、フィクサーとしての横手くんからもらっていたので、

脚本を一文字も変えずに、解釈だけを変えて、この積尸気冥界波を違う二つの芝居に仕立ててやろうと意気込んだ。

そう、あの敬愛する演出家、黒沼龍三氏(マンガの人)が伝説の舞台「狼少女ジェーン」でやった奇跡を俺の手で現実のものとするんだ。

女を演じるのは宝保里実さんと、田中渚さん。

宝保里実さんは、プリズンブレイクで、カズヨ役を演じてからのスライド。

よし、宝保里実さんver.は別の星でも、床屋と巡り合ったという解釈でいこう。

一方、田中渚さんver.は巡り合ったようでいて、その実、田中渚さん演じる女はカズヨとは別人で、カズヨが転生していたのは女のペットだった。そんなすれ違いの話、という解釈で。

屋代秀樹くんから届いた脚本は、物語が意味、意味、意味と、意味で埋まっておらず、意味と意味の間に隙間が多い不条理劇風だったので、ある程度、そういったこちらの恣意的な造形が可能なのだった。

稽古一回目では、宝保さんver.を日本のラジオの演劇スタイル(不条理劇風、プラッチックな感じ)に近くして、

田中さんver.を俺の演劇スタイル(ゆるいボケとツッコミのラリー)に近くにするつもりで、稽古場に臨んだ。

稽古場は紛糾した。

俺の解釈と役者の演劇観が対立した。

協議の結果、逆の方がいいんじゃないかということになった。

宝保さんver.が俺スタイル。田中さんver.がラジオスタイル。

宝保さんver.では、役者さんに、とにかく心を動かしていくことを求めた。心が動けば一つの言説はボケの色を帯びる。その言説に同意となればボケの継続、それに反対の気持ちが出れば、ツッコミが誕生する。ボケ、ボケ、ボケ、ツッコミ、ボケ、ツッコミ。演劇はすべてボケとツッコミで出来ているのよマヤ。見せてみなさい、マヤ!あなたのボケを!ちがうな、マヤ。おまえのツッコミは都会のツッコミだ。俺は野生のツッコミが欲しいんだ。そう、ボケとツッコミの二元論が俺のスタイル(多少の誇張は入っています)。

横手くんは「心を動かして台詞を読むと、こんな口調にならない」という。屋代脚本は不条理風の丁寧口調なのだ。

そこで宝保さんにコミュ障という設定を与えて、屋代脚本の不条理丁寧口調を、人に対して距離を取りたがるゆえの丁寧口調とした。相手役の横手くんは、それを面白がって乗っかっている人ということで、どうよ。全部それで処理するのは無理だよ。でも別の星じゃん、そういうフォーマットで喋る人たちなんだよ。うーん。

宝保さんのコミュ障演技が板についてくるにつれて、横手くんもそれに引っ張られて馴染んで行った様子。

田中さんver.のラジオスタイルは、俺よりも役者の田中さんと横手くんがスタイルに詳しいので、二人が出してくるプラッチックな演技に俺がアクセントのオカズをつけていった。

宝保さんver.は、初動に負荷がかかったが、完成は早かった。一回完成して、落ちて、何が悪かったんだろって考えて、ああこれが重要だったんだと気づいて、また上がって本番、みたいな普通の芝居の作りになった。

田中さんver.は、俺がこのスタイルに疎いものだから「何はともあれ会話が馴れ合わない緊張感がキモなんだ」とか学びながらの演出。

本番前のキッカケでは、曲を入れようとして、役者陣とひと悶着した。

「演技の後ろに曲を入れるのは、料理にケチャップを入れるようなもので、僕らはちょっとした塩加減で勝負しようとしてるのにキツイです」

「なんで。プラッチックの間に、変な曲が入っても、プラッチックだから隣に変なのが入ったぞ、ぐらいで処理できない?」

「いや、無理です。ケチャップが入ると、汁はケチャップ味になります」

協議の結果、俺が折れた。

俺は台詞の裏に、クセの強い楽曲を入れて、演技との不協和音を喜ぶ習性がある。

今回のもその習性だったのだが、何しろ不協和音である。

本番前日の役者には受け入れがたい気持ちが生まれるのも、また、わかるのだ。

宝保ver.を見た脚本の屋代くんは「俺の脚本が、こんな形に?!と戦慄した」とは言わなかったが、よくまとまっていたと言った。

さて田中さんver.である。屋代くんが見た本番1回目を経て、2回目に確変が起きた。

田中さんと横手くんのプラッチックなやりとりの音の出し入れに、楽譜が見えるようになった。

二人は二人のセッションで、曲を作ったのだった。

すごく気の利いた曲だった。

プラッチックな中に、なんとか俺がエモくしようと画策して、彼らには邪魔になっていたオカズも取り入こんだ、エモい曲になっていた。

スゲー。

こんなことってあるんだー。

演出の俺が先に、それが見えていて、二人をそこに導いていくべきもののように思えた。

俺はこのスタイルを、知らなかったから、できなかった。

知っていたら、出来ていたようにも思う。本番1回目に間に合わせて、屋代くんにも見せたかった。

知らないのは、不勉強。

今回知ったので、大変勉強になりました。

posted by ボス村松 at 18:33| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月26日

ボス村松のプリズンブレイク、終演

なかなか好評だった。

SNS上で、すごい、とまで言ってくれた人もいた。

見に来てくれたお客さんには感謝です。

自分の感触としては、短編なら量産が利きそうな感触があるので、

すぐに何か書き始めて、3本ほど書けたら、また上演に向けて動いてみようかな。

実は、文春将棋の将棋コラムの募集に応募して、入選したのだった。

俺が。

今は5本の入選作のうち、どれが大賞かネット上で投票を競っている。


けっこうな数の人が読んでくれているようで、

将棋を題材に取って書けば、お客さんは来てくれるかな。

役者としては台詞忘れからどうにも逃れられずに、やらかしまくって、死にたいぐらいです。

ただ、私が小劇場で一番と思っている横手慎太郎くんと台詞をやり合えたのは、忘られぬ思い出です。

横手くんも、楽しかったと言っていたので、よかったです。

勉強になりました。


posted by ボス村松 at 20:54| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月25日

「ボス村松のプリズンブレイク」初日終了

ボス村松のプリズンブレイク初日終了。

このご時勢の中、手前味噌だけれども、演劇に正面からドーンとぶつかっていく姿をみせられたんじゃないかと。

このご時勢で、ぶつからなくていいという話は、受付けません。

役者としての俺は、ドーンとぶつかって行って、多少砕けましたが、砕け慣れてる俺にとっては通常営業。

普通の役者なら死んでいたぜ。

いや、素敵ポイントも出せていたと思う。

友人の吉田くんが、この作品を俺の最高傑作というツイートをしてくれた。

ここから多分、俺の全盛期。次のは軽く今回の3倍だね。

***

実は応募して結果を気にしていた「書く将棋新人王戦」に、入選の報が今日ありました。

たぶん将棋界隈のファンのみならず、棋士先生の方々も相当数が読むような気がするので、

あの人も、あの人も、俺の書いた文章を読むんじゃないかと思うと、ニヤけてしまいます。



でも、俺の戦いは明日の芝居。

エゴサでこんな時間まで起きちゃってる。

寝ます。

明日はノーミスでいく。
posted by ボス村松 at 03:15| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月22日

立ち上がる男

昨日で稽古場での練習は、全部終わり。

今日一日休みを入れて、明日から劇場入り。

役者の上手さでいうと、俺芝居史上一番に、上手さを出してもらってるし引き出すことができたかもしれん、と感じております。

ちがうか。

いっつも、何かしら俺史上最高と思って演出してるか。

年イチ頻度の演出なので、新しいのに臨むとき、前のを忘れてるだけか。

一人上手の無限回廊をぐるぐるまわって、いつもの寸法で、芝居の初日がまた来るだけだ。

上等だ。

それが好きでやってます。

うそです。うそつきました。

ぐるぐる回りながらも、らせん状に前に進んでる感じがいいです。

いつかポケットでやりたいな。

客席をお客さんでいっぱいにして。

おっと、忘れちゃいけない、新型コロナ禍での上演という状況は、いつもと同じではない。

お客さんに粗相がないように、しっかりとしないといけない。

新型コロナの先の見えなさに、従来型の小劇場の滅亡を説く者もいる。

もしかしたら、ボス村松の何たらも、今回が最後になっちゃうかもしれないのだ。

味わいつくさないと、いけない。

いや、滅亡ってことはないだろ。

4月に上演を企図していた「ボス村松の自転車泥棒」が、緊急事態宣言で中止に追いやられたばっかりでの、今作の上演。

立ち直りが早い。

いや公演中止はでかいぜ。

普通の男は、立ち上げれないよね?

でも俺は立ち上がったぜ。

カッコいい!

そして防疫という意味では、はた迷惑!

でもそんなには、はた迷惑じゃない。人の動きをほとんどよんでいない。

まだまだお席に余裕がございます。

あんなに席を間引いたのに。

俺の雄姿を見に来てください、とは、大きな声で言えない情勢なので、

小さな声で、その日、俺は、そこにいます、と言います。

上演のタイムテーブルは、このブログの右上のところ。
posted by ボス村松 at 08:52| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月19日

新人

なんだかわからないけど、おもしろかったり、かわいかったりする瞬間がある。

今、稽古してるお芝居の話ね。

こういうのって、映像にして伝わるのかな。

多分うまいことやれば、伝わるんだろう。映画の名作の名場面って、きっとそういうので出来ているんだろうから。

でもそれには、映像で切り取る技術と、カメラの回っているその瞬間に奇跡を起こせる役者の技量がいるんだろう。

今現在、俺の芝居の演出は、そのなんだかわからないイイコトが起きやすい、状況をつくることに心を砕いている。

そのものを固定することは不可能と思っている。

固定するのは無理だよ。だから上手いこといくよう祈って、今日の演技に飛びこもう。

そんな感じで、芝居をつくれたらいいな。

あきらめの現実主義を言っているようで、実は理想論だったりする。

演出の一言で、動かせること動かせないこと。

まだよくわかってない。

実際30年芝居をやっているけど、年に数本なので、職業にしている人に比べれば演劇に直面している数は、素人です。

でも素人だから出せる音というのも、ある。素人だから夢見ることができる理想というのもあると思うんだな。

バンドでも、デビューアルバムが結局、ベストというのはままあることだ。

おっと、48才の30年選手が、新人を主張しているぜ。

おかしなこともあったものだ。





posted by ボス村松 at 23:56| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月18日

虹の彼方に

昨日は、どさくさに紛れて久しぶりに、のどかさんを話に出して、愛でることができたのでよかったです。

いつかね、きっとね、俺がなんとかなってね、もう一回のどかさんに、俺の芝居で、舞台あがってもらうんだ。



posted by ボス村松 at 00:28| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月17日

藤井棋聖誕生だけれども

藤井棋聖誕生だけれども、一週間後に公演を控えている我が身としては、それどころではない。

あれもしなきゃ、これもしなきゃ。これはやったな。しまったあれやってない。

戸辺先生、羽生さん、山ちゃんあたりが、タイトル戴冠となると、それどころ、になるんだけど、まだ付き合ってから日の浅い藤井棋聖には、おめでとう! とシンプルな一通り一遍の拍手になる。

挑戦者のサクセスストーリーはペタンと明るく、オッサンにはやっぱり陰影がある方がね、グッとくるわけですよ。

藤井棋聖には、王者の孤独と倦怠を身にまとってもらって、それからかな。

あるいはヒャッハーと対局する棋士全員を片手間で血祭りにするヒール転向は、どうだろう。

で、将棋はもう勝つのが分かっちゃってるから、つまんないって言って、辞めちゃう、みたいな。


***


さてさて、ボス村松のプリズンブレイクの話です。

今日は短編5本の通し稽古をしました。

ちょっとビックリするぐらい、みんな演技が上手かった。

今まで稽古場で、涙が出るくらい笑ったり、

イトヤンのとぼけた味の、そうソレソレ感が無二であったり、

何よりのどかさんが可愛すぎて死にそうになったりしたこともあるけれど、

うめーなー役者、と思ったのは、今日が一番かもしれない。

もちろん役者さん自身の技量もあるのだろう。

すこしは脚本が昔より役者に優しくなったせいもあるのかもしれない。

けれども、見逃せないのが、少人数、短編という要素だ。

全員が主役なので、主役としての気概と危機感を持って役者さんは稽古場に臨んでいるように見える。

短編、いいな。

そんなようなことを、稽古の帰りに言った。

すると「やっぱ、二人芝居の方が演技を追及しやすいというのはありますね」

という答えが返ってきた。

そうだよな。

演出が「場の空気を感じろ」とか言うのを聞くけど、二人芝居だと相手を見ていれば、もう、場の空気だもんな。

10人芝居だと、何をどう見ていいものなんだか。

二人芝居、三人芝居は、小編成のアンサンブル。

今回の芝居はそれをお見せします。

大編成のオーケストラの音の厚さの素晴らしさというのは、もちろんある。

ただ今作はそれとはまた別のところにある、演劇の機微みたいなところをお見せできるのではないかと、今日の練習で感じた次第。

とはいえ新型コロナが、まずい状況になってきたので、芝居ごときは、見に来ないほうが正解ではあります。

ご自愛ください。

ただし共犯の罪を背負っていただくことに関しては、もちろん、やぶさかではありません。

チケットご購入のタイムテーブルはこのブログの右上に。




posted by ボス村松 at 01:06| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月15日

俺は今なんだよ

脚本書きとして、最近なかなか調子がよい俺。

基本は自己評価、当社比なんだけれども、案外そうでもないところを示したいので、

最近もらった語録を、うろ覚えの引用してみる。


■山並くん(サムゴーギャットモンティブ)「ボスの脚本はバカバカしいのに詩的。場面転換が多いのに笑った」

お返事:バブルムラマツの場面転換はこんなもんじゃありませんよ

■横手くん(シンクロ少女)/宝保さん(コンプソンズ)「短編はふつーに面白い」

お返事:出演してくださってありがとうございます

■赤星さん(15drop)「パンチラインがツボ」

お返事:パンチラインというのは、ヒップホップ用語でサビ(塩原くんから誤りの指摘) 決めの歌詞の部分のことですね。

■屋代くん(日本のラジオ)「難解だ。つまらないわけではない。文学だ。歯ごたえがある。文学をどう芝居にするのか」

お返事:文学は誉め言葉です。

■匿名希望(某劇団代表)「プリズンブレイク大好き。うちの旦那もこれぞ演劇と言うとりました」

お返事:同じ時代の小劇場演劇に、産湯を浸かりましたからね。

■塩原くん(アガリスクエンターテイメント)「珍妙」

お返事:誉め言葉です。



全盛期到来だな。

生れては消えていく「ボス村松の何たら」を見逃すな。

いや、正直見逃しても、別にどうということはないです。

ご時世も大変なことになってるしね。

でも、あえて、一緒にバカになってくれる人はこのブログの右上に、公演のタイムテーブルがあります。

一生懸命、天才的に練習しています。

俺は今なんだよ。

厄年です。
posted by ボス村松 at 23:36| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月10日

224人!

ついに、新規感染者が歴代最高値を更新した。

世間(SNS)は思っていたよりも、やばいやばいやばいやばい、緊急事態宣言だ!また巣籠りしなきゃだ!という論調にはなっていないようにも思えるけど、どうしたって、二週間後に迎える公演の中止も見えてきた。

ものの数か月で、二度目の公演中止を食らうのは、頭悪い人間のやること。

第二波が来るのは、予想されていました。

でも、まあ、それもよいやさ。

公演を企画した時点で、中止の可能性は視界にちらちらしていたさ。

公演していいよ、となったら、するするぅ、と飛びつくおバカさんで俺がいたかったから、今回公演に動いたわけで。

俺、動いたよ。バカになれたよ。

それだけで、ミッションは半ば完了。

実際、ここまでの稽古だけでも、十分にモトは取れていることもある。

楽しかったし、あと5年は戦える自信も得た。

プライスレスですよ。これは。

あとは野となれ、山となれだ。

今日だって、いい稽古ができたのだ。

準備して出向いた演出プランを、役者さんが具現化してくれた。

ありがとう、役者さん。

もっとも今日、稽古日を間違えて、稽古時間中、家で寝てた役者も一人いたが、猛省し、次の稽古は完璧に準備して現れるらしい。

本当にそうしてくれるなら、今日のブッチは、むしろ、ありがたいぐらいです。
posted by ボス村松 at 00:47| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月08日

知恵熱

昨日も稽古をやった。

知恵熱でた。

「屋代秀樹の積尸気冥界波」をあーだこーだ、役者陣と話し合いの末、骨格をつくる。

不条理色の強い脚本に、無理くり意味つけて、お客さんに伝わるかどうかわからんが、水面下には話の筋を一本流す、というのが今回の俺の作戦。

不条理芝居の勝負ポイントを、どれだけ意味ありげに見せられるかという点に見定めてのことだ。

水面下に話の筋を作れば、はっきり理解できないにしても、お客さんには意味ありげに映るのではないか。

そういう作戦。

当然、脚本に無理くりつけた意味には、アラは出る。

でも、それは必要悪としてゴミ箱にポイ。

なかったことにする。

アラだって、伝えたい筋と同様、水面下でボヤけていているので、お客さんにそこまで変にはうつらないはずだ。

作戦として、姑息ですか?

いやこれぐらい、普通だよね?

次に、この無理くり作った筋を、役者陣に納得してもらう。

納得できないところには、修正案をもらう。

役者さんには役者さんの解釈があり、そっちの方が説得力があったりするのだった。

話合い、やるな。

自分の頭だけじゃ生まれない、アプローチがある。

そんな稽古をした。

慣れないやり方なので、結果、知恵熱が出た。

練習後、二時間経っても、頭がワーンと言っている。

お酒を飲んで、酔っぱらってきたら、治った。




posted by ボス村松 at 09:59| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月06日

屋代秀樹の積尸気冥界波

土日はカラオケバイトの夜勤。

ヘルプでよその店舗に行った。

勝手が違うことに甘えずに、指示待ちをしないで積極的に動き、早く掃除を終わらせて、30分早く店を離れた。

30分ぶん、お給料もカット。

時間をお金に代える労務者の悲しさよ。

でもどっちかというと、何をなしたかの成果主義よりも、時間給の気楽さが性に合ってるので、隷属の悲しさは謹んでお受します。



バイトの休憩中にスマホを開くと、屋代くんの脚本「屋代秀樹の積尸気冥界波」が届いていた。

ボス村松のプリズンブレイクのアンサーソングというお題で書いてもらったのだけれど、うまいこと斜め上を取られた感じ。

やるな。

屋代くんにしては、エモい仕上がりだ。

俺の乙女心がうつっちゃったのかもしれん。

前に屋代くんに、俺の脚本「ボス村松のラジオ」を演出してもらって、うまいことやられたので、こんどは俺が屋代くんの脚本をうまいこと演出したいところ。

「屋代秀樹の積尸気冥界波」は男女二人芝居。

女優さんの方は、ダブルキャストなので、違う演出をつけて違う結末にするぜ。意味合い的に。

そういうことが可能な含みの多い脚本だった。

もちろん、台詞は変えないぜ。


***


蛇足ながら「積尸気冥界波」というのは、聖闘士星矢に出てくる、蟹座の黄金聖闘士デスマスクの必殺技で、セキシキメイカイハと読むらしいです。

ダメージとか関係なく、当たれば冥界にふっとばす技とのこと。

すごい技っぽいんだけど、黄金聖闘士デスマスクはウィキで調べたところ、黄金聖闘士最弱だった。









posted by ボス村松 at 08:13| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月04日

一歩

昨日は芝居の練習があった。

よい練習だった。

何がよかったって、一番の懸案の俺の台詞覚え問題に、なかなかの対策が講じられたからだ。

台詞が思い出せない時に、「あー」とか「えー」とか、言っちゃう。

往年の田村正和が、やっていたアレだ。

あのスタイルだ。

「あー」って言ってる間に、台詞を思い出す。

実際出てこない覚えにくい台詞は、難しい文節だったり、文節自体は平易なんだけど、つながりがトリッキーだったりするところ。

「あー」って入れた方が、自然だったりもするのだった。

演劇を30年やってて、やっと気づいた。

もちろん、それをやっちゃダメな脚本もあるし、嫌う演出家もいるだろう。

ただ俺の書く最近の脚本は、やって大丈夫の質。

これは、実際台詞が出てこない時のみならず、台詞が出てこなかったらどうしようという不安の軽減につながる。

戦える。

俺はまだ5年は戦えるぞ!



昔は演出するのが一番のやりたいことで、そのために脚本を書いていた。

その場の王様をやりたかったんだな。

役者は王様の兵隊なんだけど、戦場から逃げたくないので兵隊もやる。

そういう演劇への対し方だった。



最近は、もうすこし内向きで、王様をやれる自信を持ちたいな、と。

脚本のクオリティや書く速さは自信になるし、いい演技ができればそれも自信になる。

大学の先輩だからという理由で王様になった人が、自分の裸に気づいたというところですか。

いい役者になることは、王様へ向かう始めの一歩。

台詞覚えは、いい役者へ向かう、これまた初めの一歩。

ボス村松48才。

一歩、前に進んだかもしれません。
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2020年07月03日

コンセプト

新規感染者が107、124と連日の100の大台越え。

それでも、思っていたよりもアラートだ!緊急事態宣言だ!とならないのは、助かった。

100が続いても、まだ大丈夫なのか?

次は過去最多の207超えの時にどう世間の空気が動くのか。

もう、明日にも超えちゃいそうな気もするが。

今月末にプリズンブレイクを上演するためには、「新型コロナはただの風邪」の国民主権党党首の平塚正幸氏に投票するしか道はないのか?

百合子知事はオリンピック中止と同時に、自粛に舵を切った。

都知事再選は、同様の施策のきっかけとなることが、巷でいわれている。

悩ましいぜ。俺の一票。


とはいえ、公演ができる/できないが、どっちに転ぶにせよ、公演に向けて準備する日々は悪くない。

俺は演劇をするために、バイト暮らしを選んだのだ。

そんなコンセプトの人生設計だ。

コンセプト大事。

今日は舞台美術の制作にとりかかった。

部屋の前の廊下で、コンパネを切り分けた。

丸のこで、ガーッと。

大きな音に、おがくずが吹き上げる。

アパートの脇が環七で、元からうるさい。

同じ階の部屋は事務所があるだけ、住居ではない、という条件下で可能な荒業。

この部屋の大家さんはこの部屋をリノベーションして売り出したい、不動産会社。

今現在、我が家はゴネているところ。

もうちょっと住まわせて。

やっぱりこの部屋は素敵。

片付けはちゃんとしました。



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2020年06月30日

ほめられた

新型コロナやばい。

東京60人かー。

また、この数字に一喜一憂する毎日である。

昨日はボス村松のプリズンブレイクの練習二回目。

登場人物が2、3人の短編が数本並ぶ企画なので、役者さんとしては出演する時は、だいたいが主役格。

この回は俺が主役だぜ、台詞はまだあやふやだけど、でも、本当は覚えたいぜ、という気概が見える稽古だったように思う。

短編集のいいところ。

誰が一番いい役者ってほめられるかのな?

その辺の反応も個々人の胸にシビアに迫ってくるものがあると思われる。



さて、稽古後、今回から稽古場合流の田中渚さんがいたので、庄屋で飲む。

ボス村松さんったら、褒められて嬉しかったみたいですよ。

とはいえ、なのだった。

これで都合3回飲んだことになるのだが、

打ち合わせがてら横手君と宝保さんと、飲んだのが、1回目。

稽古初日、神野さんが加わって飲んで、2回目。

そして今回で、3回目。

もう俺の中に話すネタがなくなってきた感がある。

まずいね。

初日乾杯と、打ち上げの時に何話そう。


posted by ボス村松 at 09:40| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月25日

常習犯の可能性があり、当局は

新型コロナにかかった夢を見た。

芝居をやることに決めてからの、都内新規感染者の増加に、再度中止の可能性を感じたことによるものと思われる。

まあ、それは、そうだ。

そもそも緊急事態宣言が明けて、じゃあ芝居をやろうと俺が思ったんだから、

キャバクラに行きたかった人は、キャバクラに行くだろうし、

カラオケに行きたかった人は、カラオケに行くんだろう。

そうすれば、感染者は増える。

まだ100、200になっていないのは、なんでだろうとも思う。

なんでかそうはなっていない不思議の中に、希望を見出したい。

また中止になるのかな。

今度は見逃してくれよ、と祈る。

一回パクられた泥棒が、また空き巣に入る時って、こんな気分なのかね。

ドキドキするぜ。

生きてるって感じだ。


posted by ボス村松 at 18:05| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月24日

初稽古

7月末に有志による演劇公演をしようとなり、演劇ポータルサイト「コリッチ」に団体名を登録しなければならぬ。

団体HPも登録しなければならぬ。

しかし団体名を劇団鋼鉄村松とするには、鋼鉄村松は俺だけだし、対新型コロナで怒られることもあるかもしれないから、鋼鉄村松はとっておきたい。

でも、今更、ほにゃらら企画とかを名乗るのも、気恥ずかしい。

ギリギリのラインで、「ボス村松です」の意図をこめた「ボスデス」という団体名を思いついて、けっこう気に入ったというのが既報のところ。

実際、ボスデスの団体ロゴも考えていざ登録しようとした時に、団体名もボス村松でいいんじゃね?と気づいて、結局「ボス村松」で登録した。

正直、ボスデスのギャグ味に未練はある。

ただ昔、劇団鋼鉄村松内で、バブルが作る芝居と、俺が作る芝居とで、名前を分けようという話が出た時に、俺は反対派だったので、ここでボスデスを名乗るのは、気恥ずかしいだけじゃなくそのときの判断が間違っていたと認めるような心持ちがするので、やっぱり名乗れないのであった。


  ***


おとつい月曜日に、その有志による演劇の初練習をした。

俺は年に1回役者で人前に立てばいい方なので、別段、普通なんだけれど、毎月舞台に立っているような役者にとっては、緊急事態宣言自粛期間中のブランクはすごく長く、この練習はすごく久しぶりの演劇と感じられたらしい。

「いや、久しぶりに大きな声を出すと気持ちいいね」

こらこら横手君、それは別の団体だから。

この公演の団体名はボス村松です。

・・

えー、今のの何が面白かったかというと、「声を出すと気持ちいい会」という演劇団体があるよと、そういうことです。


  ***


この稽古場で、演目の一つである「ボス村松のバカンス」を初めて人前で披露した。

ボス村松のバカンスは一年以上前に書いた5分ほどの一人芝居で、この一年、自転車に乗ってる時や飯を作ってるときなどにそらんじて、練習していたのだけれど、なかなか、クオリティが上がらず、私の能力悲観論の根拠になっているものなのだった。

なにせ覚えられない。

今回のお披露目でも、途中で違うことを言ったり、グダったりした。

でもそうなったときに、思っていたよりも言葉をつなげられたのは、よかった。

一人でそらんじている時は、つっかかったところで「ああ、もう」ってクシャっとつぶれちゃってたからね。

俺がオチまで辿り着いて、横手くんから、あらびき団を見ているようだったと感想をもらったのは、はたして褒められたのかどうか。

笑顔までは持っていけても、笑い声を取れなかったのは残念なことだが、このご時世で飛沫はよくないので、これぐらいがいいのかもしれない。

「ボス村松のプリズンブレイク」は、俺の役者がしっかりすればいけるだろうと思った。一にも二にも台詞覚えだ。

「ボス村松のピクニック」は、再演なので演出の俺が影を追いかけず新しいものを作るつもりで臨めば、いけるだろうと思った。


posted by ボス村松 at 13:01| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月18日

本番はすぐ終わる

昨日の夜、今日の朝と、バイト先でうまくなかった。

簡単な仕事ってないね。

注文にこたえることができない人生である。

我が強いんだろうな。




さて先日、依頼されて書いた脚本の打ち合わせが、あった。

ボス村松節全開の、我が強い脚本であるが、注文を受けた要素は全部入れた。

俺なりに。

上演予定は8月末。

コロナとどう付き合うか。

祈るしかないところ。

稽古前に脚本が上がっていることに関しては、ものすごく感謝された。

演出の山並くん(サムゴーギャットモンティブ)は遅筆だそうで、

「俺、初めて楽しい稽古場を目指しますよ!」

と本気か冗談か分からないようなことを言った。

稽古場は楽しい方がいいよね。

本番は一瞬で終わっちゃうけど、稽古場はその何倍もだ。
posted by ボス村松 at 15:03| Comment(0) | 劇団やってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする